ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題で揺れる旧ジャニーズ事務所。ついにKinKi Kidsの堂本剛(44)も退所を決意したのかもしれない――。
剛といえば、ジャニー氏の「スペオキ(スペシャルなお気に入り)」の筆頭。ジャニーズJr.時代からジャニー氏に「100年に1人の逸材」と評されており、2011年には『週刊文春』(文藝春秋)に《ジャニー氏が剛に対して、所有していた高級マンションの1部屋(相場1億5000万)を譲渡した》と報じられたこともあった。
2019年7月にジャニー氏が逝去した際には剛は次のコメントを出していた。
《これからは住む世界が変わってしまうけれど あなたが想えば…僕が想えば…いつだって繋がれるよ あなたがその命の色彩を惜しみなく捧げてくれたことをいつまでも抱き締めて生きていくよ 涙は流さずにこの体と心へと彩って あなたを愛しているという変わらない毎日を大切に生きていくよ 愛しているよ ありがとう 宇宙一大好きだよ》
■独立や退所を周囲に相談しているという堂本剛
11月16日発売の『女性セブン』(小学館)によると、剛はジャニー氏の生前から「ジャニーさんが亡くなったら事務所を辞める」と後輩たちに話しており、最近も独立や退所を視野に入れた身の振り方を周囲に相談しているという。
「堂本光一さん(44)と剛さんのキンキの2人は、Jr.時代はジャニー氏の寵愛を受け、CDデビュー後は元副社長の白波瀬傑(しらはせ・すぐる)氏が預かっていた、いわば“白波瀬派”だったんです。しかし、ジャニー氏が亡くなり、白波瀬氏も騒動の責任を取って退所。剛さんには後ろ盾がなくなってしまったんです」(芸能プロ関係者)
そのジャニーズ事務所は解体。所属タレントは新会社とエージェント契約を結んで活動を続けることになった。
「ところが東山紀之さん(57)が新会社の社長就任を辞退。代わってのんさん(能年玲奈/30)のエージェントを手掛ける福田淳氏(58)が社長に就任すると報じられました。東山さんが社長になっていたら話は別だったかもしれませんが、剛さんにとっては福田氏は部外者。彼に果たす義理はないというマインドになり、退所へと気持ちが動いているのではないでしょうか。
キンキの2人にはかねてより不仲説がありましたが、そういう理由からではなく、剛さんは、ジャニーズではない組織に“いる意味が見出せない”のかもしれませんね」(前同)