■「27回中で歴代25位」なにわ男子の『24時間テレビ』は“爆死”……

 8月26日と27日に放送された『24時間テレビ46』の平均世帯視聴率は11.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は6.6%だった。世帯は全46回中で歴代35位タイ。個人は1997年以降27回中で歴代25位という結果となった。

「寄付金額も例年に比べると少なかったといいますしね。大人気でのなにわ男子でもダメだった現状、旧ジャニーズ事務所に、メインパーソナリティーを任せたいタレントがいないというのもリアルなところです。

 昨年は厳しかったですが、なにわ男子、King&Princeといったグループがメインパーソナリティーをやるのは分かりますよね。しかし、2020年は元V6井ノ原快彦さん(47)、NEWS増田貴久さん(37)、元キスマイの北山宏光さん(38)、WEST.(元ジャニーズWEST)の重岡大毅さん(31)、元キンプリの岸優太さん(28)という“寄せ集め”とも言える人選でしたからね」(前出の制作会社関係者)

■旧ジャニーズタレント起用は限界に達している

 2022年の『24時間テレビ』でメインパーソナリティーを務めたのも二宮和也(40)、KAT-TUN中丸雄一(40)、Hey!Say!JUMP山田涼介(30)、Sexy Zone菊池風磨(28)と『ジャにのちゃんねる』のメンバーだった。

※画像は『24時間テレビ』の公式X(ツイッター)『@24hourTV』より

「“ジャニーズありき”で、半ば強引にメインパーソナリティーを決めていたわけです。ただ、今、旧ジャニーズタレントを起用することは、チャリティー番組という性質、さらにスポンサーの手前、そして読売新聞サイドの方針もあり限界にきていると。

 それでも『24時間テレビ』自体の放送がなくなるというわけではない。日テレにおいて同番組は社を挙げた最大のイベント番組であり、“『24時間テレビ』があるからこそ日テレは1つにまとまることができる”、とまで言われる存在ですからね。

 来年は、『24時間テレビ』は放送する、でも旧ジャニーズとの関係は切ることになる、ということになるのではないでしょうか。それが、今回のSixTONESの『ミュージックソン』降板と、後任が非ジャニーズタレントになったことで明らかになったと言えそうです……」(前同)

 20年以上にわたって『24時間テレビ』のメインパーソナリティーを旧ジャニーズタレントが担当してきたが、その歴史も途絶えることになりそうだ――。