11月16日、多部未華子(34)、松下洸平(36)、今田美桜(26)、神尾楓珠(24)の“クアトロ主演”連続ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)の第6話が放送された。

『いち花』は、「男女の間に友情は成立するのか?」をテーマに違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく作品。

 第6話では主人公の潮ゆくえ(多部)と春木椿(松下)の関係にゆくえの親友・赤田鼓太郎(仲野太賀/30)が文句をつけるなど、あらためて無意識に”男女の関係”にレッテルを貼ってしまう人間関係の難しさを掘り下げたエピソードが描かれた。

※画像は『いちばんすきな花』の公式X(ツイッター)『@sukihana_fujitv』より

『いち花』は、川口春奈(28)とSnow Man目黒蓮(26)が出演し、大ヒットした2022年10月のドラマ『silent』のプロデューサー・村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組むことで、放送前から注目を集めていたドラマだ。

 ドラマ制作会社関係者は話す。

「『いち花』のスタッフ情報が発表された際は“あのタッグのドラマがまた観られる!”と多くのファンが歓喜したのも記憶に新しいですよね。

 実は、このコンビは来年もフジテレビのドラマ枠を託されている、と聞こえてきています」 

『silent』と『いち花』はフジテレビの「木曜劇場」枠(午後10時)だが、次は違う枠だという。

「2024年7月クール、フジテレビの看板である『月9』枠で、生方さんと村瀬プロデューサーが再々タッグを組むようです。

 そして、さらに加えて『silent』でプライム帯ドラマの初監督を務めた、風間太樹さんの名前も浮上しているといいます。『silent』にはあって『いち花』ではなかった“3者集結”が叶うようなんです」(前同)

 風間氏は『silent』の全11話中、第1・2話と第5話、最終話という重要な回を任されていた。『silent』の名シーンは風間氏の腕前も大きく影響していて、村瀬プロデューサーは、

《素晴らしい才能とセンスを持った監督なんですけど、だからといって自分の意見に固執しすぎない。ちゃんと話し合って、他者の意見も素直に取り入れるフラットさがある》

 と、2022年12月11日に『TVerプラス』のインタビューでコメントしていたこともあった。