■『silent』が月9で帰ってくる!?
現在放送中の『いち花』に風間氏は参加していないが、2024年7月クールの月9には村瀬・生方コンビに加えて、風間氏の名前が浮上。これが意味するところは――。
「フジテレビは来年の夏ドラマの月9枠で、『silent』の続編をやるつもりなのではないでしょうか。
やはり『silent』は超のつくヒットドラマでしたからね。さらにフジテレビ上層部は、『silent』が社会現象を巻き起こしたことで、放送後すぐに“続編”制作を村瀬プロデューサーに打診していたといいますから。『いち花』は、その交渉が“うまくいかなかった”結果として生まれた作品とも言われています」(前出の制作会社関係者)
『silent』は見逃し配信で7300万回以上再生され、テレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率も5%台を記録するなど、抜群の結果を残していた。フジテレビの懐も潤ったかと思いきや、
「普段は映画を制作しているカメラマンやスタッフを大量に起用し、映画のようなスケール感で撮影が進められたことで、赤字になってしまったといいますね。赤字を補てんするために、フジ上層部は『silent』の映画化を提案したものの、村瀬プロデューサーは納得しないものは作らない職人肌のプロデューサー。“連続ドラマで完結している”と続編には“NG”が出され、フジ上層部は断念したと言われています。
そして、代わりに村瀬・生方コンビで誕生したのが、現在放送中の『いち花』だったと。しかし残念ながら、『いち花』はリアルタイム視聴では“爆死”状態ですが……」(前同)
『いち花』は初回(10月12日放送)の世帯視聴率5.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ、以下同)、コア視聴率が2.5%を記録したのが現状の最高記録で、その後もリアルタイムの視聴率は絶不調だ。第5話(11月9日放送)も世帯4.7%、個人2.5%、コア1.5%と、若い層の数字も全く取れていない。