■どっちに転んでもがっかりなオチ!?
「そもそも、1日という短い時間で物語を展開させるのは無理だったんです。本筋になっているのは、誠司がなぜ名前を変えて組織の一員になったかですが、謎が多く残されているうえ、事情を知るキーパーソンはまだ登場していません。一部では、黒幕が佐藤浩市(62)ではないかという考察が出ています」(テレビ誌ライター)
佐藤演じる真礼は、自宅から逃げ出した白いブル・テリアの愛犬・フランを探している白髪の謎の男。神出鬼没で、メインの3人たちと何度もニアミスしている。
視聴者は真礼について、《犬探すだけなら俳優佐藤浩市を使う意味ないし、なんかありそう》《アネモネのラスボスが真礼? でなきゃ、佐藤浩市の役柄が謎すぎる》などと考察している。
「怪しげな人物をそのまま“黒幕でした”とするような、稚拙なことはしないと思いますが、犯罪組織・アネモネの初代ボスの説明がなかったり、公式サイトの相関図では真礼からメイン3人に向けて《関与?》と書かれていたりと、ありえない話ではありません……。逆に黒幕でもなんでもなかったら、それはそれで“トンデモオチ”として話題になるでしょうが」(前同)
真礼(佐藤)が黒幕でも黒幕でなくても、爆死状態の視聴率に追いうちをかけることになりそうだ。はたして、視聴者が納得するオチがつくのか、注目したい。