■フジテレビに低視聴率番組を続ける余裕はない

『木7◎×部』に関しては、

《(ロケありきだから)スタジオにいるメンバーすら存在意義がなさ過ぎてつまらない》
《相葉くんの番組めちゃめちゃつまらないな、、、、この枠は馬鹿みたいに遊んでりゃ良いんだよ高校生のメイク(※)なんて知らない需要ない》
(※一般高校生を相手にした企画「あかぬけメイク部」のことだと思われる)

 といった声もある。

※画像は『木7◎×部』の公式X『@moku7marubatsu』より

「『木7◎×部』はフジテレビが『VS魂』の終了後、いきなりジャニーズ枠をなくすのは……という感じでスタートした、相葉さんありきの番組と言われています。しかし、嵐を推していた藤島ジュリー景子前社長はすでに失脚しているし、相葉さん以外にゲストも含め多くの旧ジャニーズタレントを起用しているのに、数字は全く取れていません」(前出の制作会社関係者)

 10月27日の定例会見でフジテレビの港浩一社長は旧ジャニーズ事務所タレントに対して「まずタレントさんに非はないということはずっと思っている」「(事務所も)人権を大切にする会社として新しくやっていこうとしている」とコメントしているが、

「広告、CMの面でも大問題がありますよね。旧ジャニーズ事務所、そして近々始動するといわれている新会社が、大幅なイメージアップを図られなければ、広告スポンサーの厳しい見方も変わらないでしょう。

 そして何より、『木7◎×部』の数字が極めて厳しいのは事実。現代はテレビ不況の時代ですが、フジテレビは特に台所事情が厳しいと言われています。今秋からはまたしても多くの番組の予算がカットになり、最大で30%程度削減になる番組もあると言われ、未曽有の事態に直面している、とまでささやかれている。そんな余裕のない状況で、低視聴率の番組は続けられない。そしてもはや忖度する相手だったジャニーズが消滅しているのです。

 ここからさらに数字を落としていけば、櫻井さんの『SHOWチャンネル』と同じように来春打ち切りの可能性もゼロではないでしょう。そうなれば、嵐番組が“全消滅”ということに、なってしまいますね……」(前同)

『嵐にしやがれ』と『VS嵐』。いつか大野智(42)が復帰した日のために残してあると言われていた両枠も、消滅のときが近づいているのかもしれない――。