創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害騒動の影響で、旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)のタレントにはかつてない逆風が吹いている。44年ぶりに大晦日の『NHK紅白歌合戦』出場者はゼロ。事務所総出の年越しイベント『カウントダウンコンサート』も、今年は消滅。

 現時点で旧ジャニーズ関係の大晦日企画はSnow Manによる生配信『Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~』だけだが、Snow Manにはさらに明るい話が聞こえてきていて――。

「Snow Manは、毎週金曜の午後8時に冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)が放送されていますが、年明け後、1月5日の金曜日に午後6時台から9時にかけてお正月SPが放送されるそうですよ。

 今は、とにかく旧ジャニーズに大逆風が吹いており、櫻井翔さん(41)の冠番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)も来春での終了が報じらました。そんな厳しい状況下にあって、大健闘していると言えますね」(制作会社関係者)

 所属タレント、グループのCM消滅、​​そして岡田准一(43)、二宮和也(40)、生田斗真(39)など退所者も続く旧ジャニーズ。被害者への補償も遅れていると報じられ、明るい話はほとんど聞こえてこないなか、Snow Manの9人だけは気を吐いている。

「そんなSnow Manの番組『それスノ』は3年前の2020年3月に単発特番でスタートし、日曜昼の地上波レギュラー番組になったのが2021年4月。現在の金曜ゴールデンに“出世”したのは今年4月28日と、まだまだ歴史は浅い番組です。加えて、ジャニーズに厳しい見方が多くあるなか、お正月SPが放送されるのは、TBSから大いに期待されている証拠ですよね。

 そこには、今、テレビ界で最重要視される13歳から49歳までのコア視聴率が3%超と堅調なことに加え、9人の勢い、人気拡大が止まらないこともあるでしょうね」(前同)