■旧ジャニーズへの忖度は霧散! 相葉の新番組も「結果次第で切られる」

 前出の制作会社関係者は続ける。

「さらにフジテレビの場合は、経営不振という点で、旧ジャニーズに限らず芸能プロダクションに忖度する余裕などは全くないと言われています。

 今秋からは、またしても多くの番組の予算がカットになり、最大で30%程度削減になる番組もあると言われ、未曽有の事態に直面している、とまでささやかれている。

 そんな厳しい状況です。騒動前に『TOKIOカケル』や『キスマイ超BUSAIKU!?』の終了が決まったのも、視聴率的に続けられるものではなかったともっぱら。さらに旧ジャニーズに対する忖度も完全に消滅したわけで、嵐の相葉さんがメインの『木7◎×部』も開始早々ながら、危ういと言われていますね」

※画像は『オリコンニュース』の公式X『@oricon』より 

『木7◎×部』は、2020年末まで嵐の冠番組『VS嵐』が放送されていた木曜午後7時枠のバラエティ番組。今年9月に終了した『VS魂』と同じく、いつか嵐が復活する日のために枠を残していると言われているが、

「『木7◎×部』はテレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率が11月9日放送回で2.0%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)と、数字は全く振るっていない。2024年1月3日に放送予定の新春SP『新春◎×部』が発表されていてはいますが……同番組は劇的な上昇を見せなければ、遅くとも来秋にはなくなっているのではないでしょうか」

 また、ドラマとタレントを巡ってこんな話も――。

「2024年4月クールには、“辞めジャニ”の山下智久さん(38)が『木曜劇場』(午後10時~)枠で主演を務めると聞こえてきています。

 山下さんのジャニーズの辞め方はかなり良くなかった。そんな彼の主演ドラマが放送されるというのですから、やはり、フジテレビの露骨なジャニーズ離れを感じさせますよね。そして、その裏側には、フジテレビから送り込まれた“ドラマ女帝”重岡氏の退任もあるのではないでしょうか……」(前同)

 フジテレビが旧ジャニーズ事務所に「さよなら」を告げる日も、遠くはないかもしれない――。