■山口の地方紙が結婚相手を実名で報道

 11月19日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演した和田アキ子(73)は、羽生の離婚原因について「プライバシーが全くないということ。でもおつき合いしているときから、そういうことわかっていたと思うんだけど」と疑問視していた。

 9月19日、山口県の地方紙『日刊新周南』はお相手を実名で報道。彼女の地元では喜びの声が上がっていることを伝えていた。これをきっかけに一部メディアも実名で報道し始め、家柄や顔写真、“別居生活”をしているといった情報も取り沙汰されるようになった。

「11月20日配信の『現代ビジネス』が『日刊新周南』の担当者のコメントを掲載したことで、さらに波紋を広げています」(前出のワイドショー関係者)

 担当者は『現代ビジネス』の取材に対し、次のようにコメントしている。

《報道後、熱心なファンから『本人が名前を出していないのに、なぜ名前を出すんだ』と苦情が来たことはありました。我々からすると、なぜ結婚相手を隠す必要があるのか、まったく理解できません。

 羽生さんはあれだけの有名人。そして、奥さんとなったAさん(※記事では実名)も地元では有名なバイオリニストです。しかも、地元には彼女をよく知る方も多くいて、『おめでとう』という祝福の声が多数あがっていました。その事実を報じたまでです。

 小さな新聞社とはいえ、人権問題については重く考えていますし、掲載前に弁護士に相談しました。ウソを書いたのであれば訂正しますが、地元が歓迎しているという事実を書いただけ。記事を出した後についても、Aさんサイドからはクレームなどは一切来ていません》

※画像は「羽生結弦official_Staff」の公式X(ツイッター)『@YUZURUofficial_』より

■離婚声明で潮目が変わった?

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「今回の離婚発表での“報道が悪い”文書にマスコミ関係者は思うところがあるでしょうが、羽生さんを応援していた人たちも疑問を感じ始めているようです。もちろん、ずっと彼を応援してきた熱狂的ファンの方々は、今までと変わることはないでしょうが。

 そして実際に、羽生さんとAさんが一部マスコミからの過剰な取材攻勢や一部の過激なファンからつきまとい的な行為を受けていたことは想像に難くない。羽生さんには女性ファンがたくさんいますし、“結婚を受け入れられない”という一部のファンからの、Aさんへの嫌がらせ行為などもあったのではないでしょうか。それは一般人であるこちらの想像を超えるレベルで……。

 ですので声明の通り、2人が非常に苦しんできたのは間違いないのでしょうが……結婚のときには声明を出すことはなく、離婚のときにかなり具体的に声明を出し、さらに“すべてはマスコミが悪い”と批判したことで、マスコミ関係者だけでなく、彼を好意的に見てきた人たちも疑問を感じるようになった、と見られていますね」