お笑い芸人のキャプテン渡辺(48)が単独ライブ「漫談スタイル2」を12月4日(月)、東京・中野区の野方区民ホールで開催する。

 キャプテンは昨年、11年ぶりとなる単独ライブ「漫談スタイル」を開催。今年は2年連続で単独ライブを開催することとなった。

 2012年からテレビ東京系の競馬番組『ウイニング競馬』に出演するキャプテン。“競馬芸人”というイメージが強いが、その原点は漫談を主軸にしたお笑い芸人。2022年の単独ライブではセンターマイク1本で会場の爆笑をさらった。

 本人は「マイク一本真剣勝負! 2023年はこの日のためにあった。これを見ずして年越しは正気の沙汰ではない!」とコメントしているが、今年の単独ライブはどのようなものになるのか。意気込みとともに話を聞いた!(#1、2のうち1)

熱い思いを緩い表情で語るキャプテン渡辺  撮影:小島愛子

■「センターマイク1本で90分のストロングスタイル」

――12月4日まで差し迫っていますね。去年が11年ぶりの単独ライブで今年は2年連続での開催となりました。やはり味をしめて?

キャプテン 味をしめてじゃないです! 大変なんですから。

――去年は大爆笑をかっさらったとうかがいました。

 それはもう! センターマイク1本で90分のストロングスタイルで。今年もそのスタイルでやります。

――会場のキャパはどれぐらい?

キャプテン 去年は200人弱でしたね。今回も同じぐらいなんですが、苦戦中なんですよ。2回目って絶対減るんですよ。あと、やっぱり平日(月曜日の公演)がね、キツくてね。12月の平日っていうのは本当によくなかったかもしれないですね。

――年末は忙しくなりますからね。

キャプテン ただ、どうしても年末にやりたくて、毎年年末にやるようにしたいんですよ。恒例にしたいんです。(ハリウッドザコ)シショウが夏に単独公演をやってるじゃないですか。僕は年末に単独ライブをやっていきたいんですよ。お祭り感あるじゃないですか。

――キャプテンさんもどんどんメジャーになっていってますよね。

キャプテン ですが、競馬で有名になればなるほど、ライブのお客さんって来ないんですよ。僕が『ウイニング競馬』を始めてからライブに来てくるお客さんが減ってきましたからね。

――なんでなんですかね。

キャプテン 基本的にまずライブに来るお客さんっていうのは「売れてない芸人さんを応援したい」。これは1つ大きくありますね。競馬の仕事とかやってると「ちょっとネタに身が入ってないんじゃないの?」みたいな、そういうイメージにもなっちゃうんですよね。純粋なお笑いファンがあまり来てくれない。