■岡田准一、二宮和也は独立、三宅健、北山宏光は移籍し……

 旧ジャニーズ事務所は9月7日、創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害を事務所が正式に認め、謝罪した。それを受けて旧ジャニーズタレントの起用に難色を示すスポンサーが激増。その影響は地上波連続ドラマにも影響すると言われている。

「24年1月クールの連続ドラマは、9月7日の会見の時点で企画やキャスティングも固まっていたため変更できずに、旧ジャニーズタレントは従来通りにキャスティングされています。しかし、4月以降は旧ジャニーズタレントの出演が激減すると言われています。それだけに、亀梨さんが出る石原さんの主演作『Destiny』は、このクールでは貴重なジャニーズタレントの出演作になりそうなんです。

 現在の旧ジャニーズ事務所は、主役級俳優の独立も相次ぐガタガタの状態ですが、そんななかで亀梨さんを筆頭にKAT-TUNは逆に存在感が増し、新たなリーダー的存在になりつつありますよね」(前出の芸能プロ関係者)

※画像は『テレビ朝日宣伝部』の公式X『@tv_asahi_PR』より 

 旧ジャニーズ事務所は所属タレントのためにエージェント会社を設立し、今後、新たに契約を結ぶ方針を発表しているが、9月7日の会見以降、岡田准一(43)、二宮和也(40)、生田斗真(39)の3人は独立。さらには、KinKi Kids堂本剛(44)、嵐・櫻井翔(41)、風間俊介(40)なども、独立説が各メディアに報じられている。

 また、昨秋に旧ジャニーズ事務所から独立した滝沢秀明氏(42)はエンターテインメント会社「TOBE」を設立。そこに三宅健(44)や北山宏光(38)など中堅タレントが合流。若手ジャニーズにとって兄貴分的な存在は、現在、独立するかTOBEに流れている状態なのだ。

「一方、KAT-TUNは上田竜也さん(40)も中丸雄一さん(40)も独立は考えていないといいます。上田さんは、インスタグラムでTOBEや滝沢さんのやり方を好ましく思っていないことを感じさせる投稿をしたこともありますね」(前出の芸能プロ関係者)

 上田は7月13日夜、インスタグラムのストーリーズで「もし社長になるなら会社名は何にしますか?」という質問に、

《うーん

 TOBE

 NAIBUTAHA

 TADANOBUTA》

 と、返答。

「ジブリ映画『紅の豚』の名セリフ“飛ばない豚はただの豚だ”のパロディなのは明らかですが、『TOBE』を強調した文章の区切りや、質問の“社長”は“滝沢社長”を連想させるもの。上田さんはポリシーに反していることは許さないタイプなので、ジャニーズを潰しにきているような滝沢さん率いるTOBEの動きに激怒しているのでは、という声もありますね」(前同)