■赤西、田中、田口の離脱で結束が強まったKAT―TUN

 上田は、インスタグラムで後輩タレントを襲撃して“獲物”を持ち帰る「ジャニーズ(※騒動後は『弊社』)の倒し方」シリーズを投稿し人気を博している。Snow Manの目黒とラウール(20)、Travis Japan川島如恵留(29)と七五三掛龍也(28)、King&Princeなど多くの若手が餌食になっているが、過激なジョーク写真やコメントが炎上しないことからも、上田が後輩グループやファンから慕われていることが分かる。

※画像は上田竜也の公式インスタグラム『@tatsuya.ueda_kt』より

「そして中丸さんですが、中丸さんは嵐の二宮さんのYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』(改名予定)において、事務所への愛着が伝わるエピソードが聞こえてきています。

『ジャにのちゃんねる』は二宮さんが中丸さん、Hey!Say!JUMP山田涼介(30)、SexyZone菊池風磨(28)の3人を巻き込んでスタートしましたが、二宮さんの事務所独立を受けて、山田さんと菊池さんも影響を受けている部分があるといいます」(前出の芸能プロ関係者)

 山田と菊池は俳優業で活躍していること、二宮のように独立後もグループ活動は継続できることから、今後について真剣に考えているとささやかれている。

 そして、二宮が独立後、11月1日に投稿された『ジャニのちゃんねる』では二宮が3人に対して「でも、どうするの? 逆にみんな今後」と問いかける場面、そして、山田と菊池が見つめ合う意味深な場面もあった。

「他方で、中丸さんは仕事のメインが俳優業ではなく『シューイチ』(日本テレビ系)や『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)など、情報・バラエティが中心であることも影響しているのか、旧ジャニーズ事務所を辞めるつもりはないといいます。

 KAT-TUNは6人組だったのに、赤西仁さん(39)、田中聖さん(38)、田口淳之介さん(37)が脱退して現在の3人組になった経緯がある。それだけに、現在の3人は非常に結束力が強い。もちろん、事務所への愛着も強くあるでしょう。

 グループに加え、個人の活動も新会社に任せると見られている彼らが、今後の“新ジャニーズ”のリーダー的存在となり、Snow Manを筆頭に若手を引っ張っていくのではないでしょうか」(前同)

 2022年に行なわれたKAT-TUNのアルバム『Honey』のリリースイベントで、亀梨はグループの人数についてこう話していた。

「残ったメンバーとか話出るけど、こちら側も選択してるわけだから。グループでいることを選んでここにいるわけで。辞めようと思えば辞められるけど、これを選んだのは自分だからね」

 初期は旧ジャニーズでは珍しい「不良」や「ギラギラ」をイメージしたグループだったKAT-TUN。気づけば、後輩たちを牽引する、立派な大人へと成長していたようだ――。