■サントリーHD社長は「大いに疑問」とジャニーズ猛批判

 日曜劇場で、堺雅人(50)が主演を務めて社会現象を巻き起こしたドラマ『VIVANT』、現在放送中の鈴木亮平(40)主演の『下剋上球児』のスポンサーにもサントリーが入っている。

 サントリーはジャニー氏の加害問題を最も重く見ている企業の1つだ。

 サントリーホールディングス社長で経済同友会代表幹事でもある新浪剛史氏(64)は9月12日の会見で、ジャニーズ事務所の対応を「真摯に反省しているのか大いに疑問」と猛批判。9月16日付の朝日新聞でも今後、数か月の間にジャニーズ事務所の体制が改善されなければ、所属タレントが出演する番組のスポンサーを降りる可能性について「あり得る」とも発言していた。

 10月3日に行なわれた経済同友会の会見では「ジャニーズ事務所との取引を再開するモードにはなっていない」とも語っていた。

※画像は『VIVANT』の公式X(ツイッター)『@TBS_VIVANT』より

木村拓哉さん(51)が主演を務める来春放送予定のスペシャルドラマ『教場』の制作が延期されていることが明らかになっていますが、その理由を、フジテレビはスケジュールの都合だと説明しています。

 ただ、今年4月クール、月9で放送された『風間公親−教場0−』のスポンサーにサントリーが入っていることもあり、それが最大の要因ともフジテレビ内ではささやかれています。つまり、旧ジャニーズ事務所から独立しない限り、サントリーがスポンサーとなるドラマには出られないということではないでしょうか。

『ブラックペアン』は二宮さんにとっても思い入れの強い作品でしょうし、現在放送中の月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)は視聴率で大苦戦。巻き返しを図るためにも、絶好調の日曜劇場枠のドラマに出演するため、独立を決意したのかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)