■キムタク主演ドラマから「天海祐希&滝藤賢一ドラマ」に差し替えか

『教場』が制作延期となっている木村を巡っては、10月19日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、2024年4月クールにテレビ朝日で主演ドラマが予定されていたものの、スポンサーの意向で取り止めになったとも報じている。

 ドラマが放送される予定だったテレ朝の木曜21時枠には、いち早くジャニーズタレントのCM起用を止めた花王がスポンサーに入っており、同社の意向だと言われており、代わりに天海祐希(56)と滝藤賢一(47)の出演作で調整されているという。

※画像は『風間公親−教場0−』の公式X(ツイッター)『@kazamakyojo』より

「新会社とエージェント契約を結んで活動をするにしても、スポンサー企業は“それならOKです”とはならないはずです。やはり二宮さんのように独立しないと、サントリーや花王のように国際的な企業がスポンサーとなるドラマには出られなくなっていくのでは、と。

 両社は、ジャニー氏の加害問題を国際的なスタンダードで日本国内以上に厳しく見ている。SMILE-UP.が被害者への補償を滞りなく進め、新会社が劇的に変わらない限り、旧ジャニーズタレントが出演する番組のスポンサーになることはないと思われます。

 そういった意味で、二宮さんは“ジャニーズ”よりも自身の俳優業を重視しているということでしょう。嵐は独立後も活動できるという判断もしていますからね」(前出の制作会社関係者)

 一方、木村は早々に新会社とエージェント契約を結ぶために話し合いを行なっていると旧ジャニーズ事務所が声明を出している。

「木村さんが俳優業をないがしろにしているというわけではなく、ジャニーズも大切にしているということではないでしょうか。ただ、それだとやれる仕事の幅は狭まってくる。

 いち早く独立を発表した二宮さんは、少しでも俳優業のマイナスになることを排除したかったんでしょう。映画にしても、国際的な賞に出品できないのでは、といったことも言われていますからね」(前同)

 主演ドラマが内定しているという二宮、『教場』の制作が延期となり、新ドラマも白紙化してしまったとされる木村。俳優業をメインにする2人は、今後どのような道を歩んで行くことになるのだろうか――。