■個人事務所をJ事務所と同じ場所に設立している意味
「新事務所立ち上げ寸前のこのタイミングで、Snow Manメンバーが旧ジャニーズ事務所と同じ住所に個人事務所を設立していることからも、彼らは独立することなく、新会社とエージェント契約を結んで活動を続けることになると考えられています。グループも、個人の活動も、新事務所にマネジメントしてもらうということでしょう。
そして、旧ジャニーズ事務所と同じ住所で個人事務所を構えているということは、事務所からもSnow Manが一目置かれていることが伝わってきます」(前出のワイドショー関係者)
芸能人が節税で個人事務所を設立することは珍しくない。旧ジャニーズ事務所の場合、東山紀之(57)や木村、Kis-My-Ft2(キスマイ)の横尾渉(36)と宮田俊哉(34)などが、個人事務所を持っていることが明らかになっている。
しかし、旧ジャニーズ事務所と個人会社の「本店」の住所が同じなのは、Snow Man以外では2019年8月に個人事務所「I社」を設立した嵐・松本潤(40)だけだった。
「ジャニーズ事務所本社と同じ住所に個人会社を登記するなんて、当時の社長で絶対的な権力者だった藤島ジュリー景子氏がOKを出さない限り、認められない話でしょうからね。ジュリー社長も松本さんに一目置いているといいますし、仕事のことに関して松本さんには意見できない、というほどに信頼していたともっぱら。
Snow Manメンバーが旧ジャニーズと同じ住所に会社を設立したのはジュリー氏の失脚後ですが、事務所がSnow Manを特別に評価しているのは間違いないでしょう」(前同)
かつてのスーパーエースで、現在も役者として名高い木村。そして、Snow Manは来年1月クールは、渡辺以外も岩本照(30)がテレビ朝日系の「オシドラサタデー」枠(土曜午後11時~)のドラマ『恋する警護24時』で連ドラ初単独主演を果たすなど、若手ナンバーワンの人気を誇るグループだ。
主演作以外でも来年の1月期、フジテレビ系「火ドラ★イレブン」枠(火曜11時~)で放送されるSexyZoneの中島健人(29)が主演ドラマ『リビングの松永さん』に向井、フジテレビ系「木曜劇場」枠(午後10時~)の小芝風花(26)主演ドラマ『大奥』に宮舘涼太(30)が出演。映画は2月公開予定の土屋太鳳(28)主演のサスペンススリラー映画『マッチング』に佐久間大介の出演が控えている。
現在、逆風吹く非常に不安定な状況にあり、新会社の動向も聞こえてこない旧ジャニーズ事務所。窮地に立つ事務所の屋台骨となっていくのは、木村とSnow Manの「スーパースター×ミリオン軍団」タッグなのかもしれない――。