■かつての親友・蒼井優とは大差がついた?

 同学年で、かつては親友のような関係で“宮崎あおい優”コンビとも呼ばれた蒼井優(38)とは大きく差をつけられた状況かもしれない。

「10代から20代前半まではお互い仲が良い女優として名を挙げていました。しかし、宮崎さんが蒼井さんのかつての恋人だった岡田さんと交際、結婚をしたことで疎遠になったと言われています。

 宮崎さんは蒼井さんをライバル視しているという報道もありますが、女優としては今や蒼井さんのほうが人気も実力も上というのが業界の共通認識です。

 蒼井さんは、彼女本人がプロットや脚本を読んだ上で納得しないと出演しないことから、一部では“オファーをするのが難しい女優”とも言われています。しかし、本人がオファーを魅力的だと判断すれば、作品の規模に関係なく、仕事を引き受けてくれるのも宮崎さんとの違いですね」(前出の映画配給会社関係者)

 蒼井は、現在放送中の趣里(33)がヒロインのNHK朝ドラ『ブギウギ』や、佐藤健(34)が主人公を演じた映画『るろうに剣心』シリーズといったエンタメ路線の人気作品へも出演。一方で、17年に公開され、白石和彌監督がメガホンを握った映画『彼女がその名を知らない鳥たち』や『宮本から君へ』(19年公開)では大胆なラブシーンも披露するなど、社会派作品で体当たり演技もできるのが蒼井の強みだ。

「高岡さんとの離婚、その後の結婚でイメージを下げた宮崎さんと違い、蒼井さんは山里亮太さん(46)との結婚で“脱・魔性の女”に成功し、好感度もアップ。作品のプロモーションのためにと、バラエティー番組に出演するサービス精神もある。

 宮崎さんは事務所の方針もあり、大胆なシーンはNGですし、バラエティーにも出ないことで“お高く止まっている”と感じている業界関係者もいますからね。今回の主演作品の酷評で、蒼井さんとの差は開く一方、という感じかもしれませんね……」(広告代理店関係者)

 独立した岡田とともに、宮崎にとってはここが正念場なのかもしれない。