2月2日に、西島秀俊(51)主演ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)の第5話が放送。キャストの“オールスターぶり”が、SNSで話題となっている。

「第5話は“暴力団員の白骨死体が発見された”という事件が描かれた回ですが、この事件関係者として登場した俳優陣にある“共通項”があったんです。また、分かる人には分かる意味深な演出も多々ありました」(テレビ誌編集者)

 ファンの間で、特に話題を呼んだ俳優は3人。

「暴れに暴れまくって」という親分の武勇伝を語ったヤクザ・益永典彦役の西興一朗(43)。

 被害者で自分を「褒められて伸びるタイプ」と称していた楠本貴喜役の横山涼(27)。

 バー「アルフォンゾ」を経営し、なぜかドリアンを持っているマスター高岩朝陽役の吉田メタル(51)。

 このほか、ゲスト俳優のデビット伊東(56)や、レギュラーの神尾佑(52)、井本彩花(19)、長田成哉(33)などが、ファンの間で大きく取り上げられた。その理由とは――。

「テレビ朝日のニチアサ枠……いわゆる『仮面ライダー』や『スーパー戦隊シリーズ』の出演経験者ばかりなんです。とりわけ今回登場したゲストキャラは、それぞれ演じたキャラにちなんだセリフやアイテムを露骨に仕込まれていたので、“ニチアサファン”を喜ばせたんです」(前同)

 まず、「暴れに暴れ~」という言葉を話していた西は、2003年放送の『爆竜戦隊アバレンジャー』で“伯亜凌駕/アバレッド”を演じていた。『アバレンジャー』はタイトル通り「アバレ(カタカナ表記)」をことあるごとに強調している作品だった。

『警視庁アウトサイダー』公式ツイッター『@outsider_ex2023』より

 次に被害者役だった横山は、2018年に『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で“陽川咲也/パトレン3号”を演じていた。自称「褒められると伸びるタイプ」の若手警官だった。