■“ニチアサネタ”でSNSでは話題になったものの……
そしてバー「アルフォンゾ」のマスター・高岩を演じた吉田は、2014年放送の『仮面ライダー鎧武(ガイム)』にて“凰蓮・ピエール・アルフォンゾ/仮面ライダーブラーボ”を演じていた。ブラーボのモチーフは、フルーツのドリアンだったのだ。
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— 【公式】1月期木曜ドラマ『警視庁アウトサイダー』 (@outsider_ex2023) February 2, 2023
#警視庁アウトサイダー
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ドリアン…‼︎😳#吉田メタル#鎧武 pic.twitter.com/7ylVBFQwua
役名の“高岩”という苗字は“ミスター平成ライダー”の異名を誇る伝説のスーツアクター高岩成二(54)を意識したのでは、という指摘もある。
《パトレン2号、アバレッド、ディケイド版ヒビキ(デビット伊藤)、仮面ライダーブラーボとただでさえ今日特撮関係者が多いのに、高岩って名前の容疑者出てきた》
《マジで特撮出身の人多いから全員何かしら出てたんじゃねぇかって錯覚する》
《制作側に特撮ヲタいるでしょ絶対ww今回のゲストたちもめちゃくちゃニチアサだったな》
などなど、SNSでは多くの“ニチアサファン”が反応していた。
本作の監督である木村ひさし氏は大の特撮ファンで、西が出演し木村氏が監督を務めるVシネマ『爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ』の期間限定上映も今年控えている。その縁で、起用されたのかもしれない。
「SNSでバズらせることを意識した遊び心と実益を兼ねた戦略、と呼べるかもしれません。実際に話題になっていますからね。
ただ、残念ながら視聴率にはそこまで反映されなかったようですね……」(制作会社関係者)
『警視庁アウトサイダー』第5話の平均視聴率は、世帯8.5%、個人4.8%を記録(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。
前回第4話(1月26日放送)が世帯9.9%、個人5.6%なので、ダウンしていたのだ。
「現在、テレビ局が最重要視しているのはスポンサー企業の商品の購買層である“13~49歳”ですが、それを対象としたコア視聴率でも、『警視庁アウトサイダー』は第4話がコア1.7%と、ほぼシニア層しか見ていないのが明らかになってしまっています。
そして、今回の“ニチアサ戦略”にしても、他局に負けている感があるんです。実は同じ1月クールのドラマで、もっと“ニチアサ戦略”が話題になっている作品があるんですよ」(前同)