■木村拓哉の“今後”は、妻・工藤静香が握っている
10月5日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、木村が独立に向けて動いていると報じた。記事によると、静香が“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能事務所社長に独立について相談しているという。
この記事を受けて同日、旧ジャニーズ事務所は公式サイトを更新して次のように表明した。
《一連の報道のとおり、所属先である弊社が深刻な問題を抱えている状況下にありながら、木村は後輩達の相談にも積極的に応じ、また、被害を受けた方々の心情に配慮して率先して社名変更を弊社に促す等、常に、被害を受けた方々や不安なタレント・アーティスト達の心に寄り添っておりました。
そして、今後の弊社の抜本的な改革を期して、新たに設立する会社とのエージェント契約も準備が出来次第締結する予定でいた中でこのような記事が出たことを、弊社としても大変心苦しく感じております》
「旧ジャニーズがコメントしているように、10月5日の段階ではエージェント契約を結ぶつもりだったのでしょう。ただ、新会社の社長には長男坊である東山紀之さん(57)ではなく福田淳氏(58)が就任する見込みですし、木村さんとしては残る義理もなくなったとも言える。それに広告案件がなくなっているのはあまりにも大きい。そこで妻の静香さんが“独立してよ”と言えば独立するはずです。
静香さんは木村家を牛耳っているとも言えますが、それはあくまでも家族のため。特に2人の娘の今後、そして木村さんを大事に思ってのこと。ただ、木村さんが今後も変わらず稼ぎ続けるというのも、家庭にとっては重要なことですからね。そしてその次に、これまでお世話になってきた旧ジャニーズ事務所、といった序列ではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)
2016年9月、同年末でSMAPの解散が決まったことを受け、『FRIDAY』(講談社)の直撃に応じた静香は「裏切り者だなんて……誰かが裏で仕組んでるのかなって思っちゃう」「人と人のつながりで人間は生きている」とコメントしたことも当時話題を呼んだ。
「ジャニー氏、メリー氏が亡くなり、ジュリー氏もいない。東山さんも社長にはならない。静香さんが言う“人と人のつながり”も今の事務所とは希薄になっています。
旧ジャニーズサイドは木村さんとエージェント契約を結ぶ方針だと表明していますが、覆る可能性はゼロではないでしょう。そして、そのすべては静香さん次第でしょうし、今や“最強の女帝”として、木村さんと旧ジャニーズ事務所の命運を握っているとも言えそうです」(前同)
新会社とエージェント契約を結ぶか独立するか、木村家では夫婦の話し合いが行なわれている!?