■所属事務所の垣根を超えたダンスコラボが活発化している

 さらに、Number_i結成後の11月24日と26日にはKAZtheFIREとNumber_iのコラボダンス動画を両者のSNSで披露しているが、KAZはRIEHATAのが代表を務めるダンスパフォーマンスチーム「RIEHATATOKYO」のメンバーである。

※画像は岸優太の公式X(ツイッター)『@_yuta_kishi_』より 

「今回の『FNS歌謡祭』に出演しているBE:FIRSTのSOTAさんもRIEHATAさんと12月2日と3日に大阪・京セラドーム大阪で開催された音楽フェス『D.U.N.K Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』でコラボしたばかりですし、JO1も4月5日発表の楽曲『Trigger』でRIEHATAさんの振り付けで踊ったばかり。

 RIEHATAさんは、ダンス&ボーカルユニットの世界ではカリスマ的存在。だから、こうした“つながりの話”は事欠かないんです。最近は、プロダクションの垣根を超える企画が多いだけに、彼女は、参加メンバー同士をつないでいく重要なキーマンになるのではないでしょうか」(前出の女性誌ライター)

 今年7月15日放送の『音楽の日』(TBS系)では、「エンタメ界からダンスのGIFT!」と題して、総勢90名のスペシャルコラボダンスが行なわれた。DA PUMP、s**t kingz、三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、JO1、INI、BE:FIRST、&TEAM、そして旧ジャニーズ事務所のTravis Japanが出演し、注目を集めていた。

『音楽の日』の時点で旧ジャニーズ事務所では、創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響でいわゆる忖度は弱まっていたが、9月の会見で事務所が正式に加害を認めたことで忖度は完全に消滅。旧ジャニーズを含めて、事務所の垣根を超えたダンスパフォーマンス企画は活発になっていくと考えられる。