■ジェシーの「冷酷アクション」が窮地の櫻井を救う?

「『リボルバーリリー』のジェシーさんの悪役の演技は圧巻でした。ジェシーさんは185センチに迫る高身長でスタイル抜群。その彼が、運動神経抜群の綾瀬さんにアクションは見劣りしない動きを見せてくれましたからね。演じた津山は目がギラギラしていて、主人公一派を殺そうとどこまでもつきまとう執念や、仲間を盾にする姿など、実に冷酷で卑怯な悪役でした。

 その一方で、津山は上官には弱く無言で理不尽に殴られ続けたり、一般人を撃つ際は目をそらしていたりと、人間臭い弱さも感じさせていた。そこでは、ジェシーさんの繊細な演技が光っていましたね。

『XXX占拠』は櫻井さんにとって大きな勝負どころになる作品だけに、後輩であり、しっかりとした演技力を持っているジェシーさんの参戦は、櫻井さんにとっても心強いのではないでしょうか」(女性誌編集者)

※画像は映画『リボルバー・リリー』の公式X(ツイッター)『@revolver_lily』より

 櫻井は2006年から『news zero』のキャスター業、2021年から冠番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』のMCを務めるなど、日テレの顔として親しまれていた。

 しかし、今年に入って旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を『news zero』で取り上げ始めて以降、櫻井は画面から姿を消したり、どこか他人事のようにコメントすることしかできないなど、キャスターとしての信頼を落としてしまった。

 それを受けて、複数メディアでは櫻井の『news zero』降板説が報じられ、それを日本テレビの石澤顕社長(67)が10月23日の社長定例会見で「変更ということは現時点ではありません」と否定。しかし、来年春の改編以降はまだ見えない状況にあるとも言われている。

 また、『SHOWチャンネル』は以前から視聴率の問題で“打ち切り候補”に入っていたとも言われているが、こちらは2024年3月末に終了することがすでに報じられている。

「『SHOWチャンネル』の終了や、『zero』降板説がなくならない理由の1つには、日テレの経営に深く入り込んでいる“親会社”の読売新聞の上層部が、旧ジャニーズに対して非常に厳しく見ている背景もあるといいます。特に、報道番組における“ジャニーズキャスター”というのはもうかなりキツい。読売新聞上層部としても、スルーはできないのでしょうね。

 一時は『XXX占拠』のお蔵入り危機まで報じられるなど、櫻井さんは日テレの顔から一転して、窮地に追い込まれている、ということですよね」(前出のワイドショー関係者)