■Snow Manファンが分裂?
ファン、視聴者から噴き出した疑問――。それは《審査基準が完コピ度じゃなくて熱意なのよく分からない》《今回は完コピ度でいうと舘様なんじゃないかな? 目黒くん下手ではなかったけど、すごいってなるほどでもなかった》《これだからアンチが増える一方なんだよ。平和に生きたいのになんで火に油注ぐようなヤラセ演出させてんの?》など、目黒アゲの忖度を疑うものだ。
「目黒だけでなく、オリジナル以上の足上げを披露した宮舘涼太(30)や、TAKAHIROに“振り付け以上のパフォーマンス”と絶賛されたTHE RAMPAGE・藤原樹(26)など、それぞれ甲乙つけがたい出来でした。ただ、この番組で特定のメンバーが攻撃されるのは、かなり珍しいんです。Snow Manファンは、メンバー同士の仲の良さもあって箱推し(グループ全体を推すこと)が多いもので」(芸能ライター/坂上五郎)
なぜにファン同志のいがみ合いが起きたのか?
「ひとつには『それスノ』の番組内容が、より一般受けするものに変化してきたことがあるでしょう。ファンのコメントに「平和に生きたい」という言葉があったが、これがその象徴です。一部の保守的なファンはかつてのわちゃわちゃ『それスノ』を見たいが、現在は一般視聴者を意識してか、目黒蓮とラウール(20)をフィーチャーしがちになっています。メンバー格差がファンの分裂を生んだということですね」(前同)
応援するグループが新たな領域に踏み込むのは、喜ぶべきことだと思うが、進化することよりも従来のジャニーズらしさを求めているファンは少なくないようだ。
12月8日には旧ジャニーズ事務所の所属タレントのマネジメントを行なう、新会社「STARTO社」が設立されること、その社長に福田淳氏(58)が就くことが発表された。新体制への移行で、所属タレントは新たな局面を迎えることが予想される。Snow Manにも、なんらかの変化が訪れるだろう。ファンにとっては、しばらく心穏やかでない日々が続くかもしれない。