鈴木亮平(40)主演の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系、夜9時)の最終回(第10話)が12月17日に放送される。

 甲子園予選の準決勝が描かれた12月10日放送の第9話は、平均世帯視聴率は10.2%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と、第5話以来の2ケタに戻したが、決勝が描かれるであろう最終回は、期待外れの数字に終わりそうだ。

 第9話の内容は以下。因縁の相手である三重県下一の強豪校、星葉高校との運命の準決勝の日。エース・翔(中沢元紀/23)を控えに回し、根室(兵頭功海/25)を先発で起用するという、監督・南雲(鈴木)の判断にとまどいながらも、部員たちは負けられない戦いへ向けて静かに覚悟を決める。

 しかしそんな中、野球部部長・山住(黒木華/33)が、練習中に打球が当たった脇腹の痛みを悪化させ、病院へと運ばれてしまう。部員たちが動揺したまま試合が始まると、南雲の恩師でもある監督・賀門(松平健/70)率いる星葉高校も、これまでとは違う布陣で挑んでくることに。

 想定外の出来事の連続に、根室は制球が定まらず、守備陣もミスを連発。打撃も決定力に欠け、0対1で試合が進む中、南雲は「つまんない試合してんな!」などと挑発。反発する部員たちは、その怒りを試合にぶつけていく。一方、校長・丹羽(小泉孝太郎/45)は何か重大な問題を抱えている様子で……という展開。

 視聴者のX(ツイッター)上の反響は、《ドラマだってわかってるのに好プレーとか得点シーンで拍手したりガッツポーズしてしまった》《最高に泣けた。生徒が、とにかくみんな演技上手い。今期のドラマで間違いなく1番!生徒達の真っ直ぐな思いや、本気が演技に出てる》など、熱い試合展開に盛り上がっていた。

 称賛の声は部員たち、試合に対してのものがほとんどだった。最終回は決勝戦とあって、さらなる盛り上がりが期待されるが、逆に失速してしまうかもしれない――。