■部下・川口は独走! マヨ醤油ラー油ダレを創作

 続いて部下の川口は先ほどのお酢にコショウをたっぷりかける。この食べ方は最近、広く知られるようになり筆者も経験済み。お酢のさっぱり感にコショウのパンチが加わって食べるごとに食欲がいや増すようなタレだ。

 

 ひろしはラー油のみにも挑戦。「あっさりピリ辛でご飯が進むぜ!!」と自画自賛しているが、辛い物が好きな人はこの食べ方はオススメかも知れない。

 

 川口は店員にマヨネーズをもらい、さらにチャレンジングなアレンジをすることに。マヨネーズに醤油をかけ、ラー油を加えてかき混ぜる。ひろしは「何かキレイな色に……」と感心。

 

「とってもまろやかで、甘じょっぱくて、ピリッと辛くてこんなの初めて~っ!」と川口。ひろしも言葉にならないぐらい美味そうにマヨ醤油ラー油ダレを堪能。筆者も試してみたところ、かなりのこってり感。ジャンクな味わいで食べ盛りの中高生なら大満足だろう。

 

 定食についてきた玉子スープをすするひろし。「この玉子スープも餃子に合う!!」と感じ、スープに餃子をドボンと入れてしまう。「水餃子とはまた違った新感覚の美味しさだ!!」と大発見をする。筆者もやってみたが、スープで油分が洗われてすっきりといただける。一方のスープには餃子の油分が加わり、また違った味わいになる。

 

 川口のおかげで固定観念を取り払い、自分の殻を破ったひろし。量の多いW餃子定食もひろし&川口のアレンジを活用すればペロリと食べられるかも!?

(C)臼井儀人・塚原洋一/双葉社