■CM消滅で2億円の損失か
木村を広告に起用してきた日本マクドナルドは、現行契約の期間満了後は更新しない方針を明らかに。同じく日産自動車もジャニーズ事務所所属タレントとの新規の広告契約を結ばないと発表。また、木村が「リポビタンD」のCMに出演している大正製薬も、今後の起用について、旧ジャニーズ事務所の対応を見守る方針を示している。
8月16日配信の『文春オンライン』は、今秋、資生堂が高級メンズ化粧品のリニューアルで、CMなどのイメージキャラクターに木村を起用する予定だったものの、ジャニー氏の加害問題を受け、白紙になったと報じていた。
「11月から反町隆史さん(49)と松嶋菜々子さん(50)夫婦の『SHISEIDO ME(シセイドウメン)』の夫婦CMが始まりましたが、それが木村さんがキャラクターを務める予定のCMだったといいますね。
そして、4本のCMの消滅――1本5000万円だと考えたら、2億円の損失ですからね……。もちろん木村さん自身が悪いわけではなく、ジャニー氏の加害問題が原因です。
木村さんは、STARTO社と契約となったらイチからのスタートとなる。木村さんを含め、俳優はドラマや映画で良い演技をする、存在感を見せることで、国民的なタレントだということを世間にPRし、CMを取っていくというのが俳優業タレントの王道の仕事の仕方となっています。
俳優として“良い演技をしたい”という思いもあるでしょうが、その先にはCMがあるということです。そうじゃないと食べていけませんからね。木村さんのなかにも、CMを取り戻したいという思いもあって、テレビや映画関係者に連絡を取っているのではないでしょうか。
そして、木村さんがそんな行動を起こした裏には工藤静香さん(53)の存在があるはずです」(前出の芸能プロ関係者)