12月14日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に、草なぎ剛(49)のインタビューが掲載された。そこでは木村拓哉(51)との雪解けを感じさせる話題も飛び出し、SMAPファンを喜ばせている。

「SMAPは木村さんだけ旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)に残っていること、解散当時の報道などから、現在も他メンバーとの根強い不仲説がささやかれています。同じ元SMAPの中居正広さん(51)と、草なぎさん、香取慎吾さん(46)、稲垣吾郎さん(49)の新しい地図の関係は良好でお互いに名前を出すことが多いため、全く名前が出てこない木村さんの孤立に拍車をかけていますね。

 しかし、7月発売の『文春』では昨年12月に、草なぎさんが木村さんに楽屋挨拶していたことをスクープしていた。偶然同じテレビスタジオで収録していると知った草なぎさんが、自分から楽屋挨拶に向かったんですよね。この話を、今回のインタビューで草なぎさんが当然のように認めていたんです」(女性誌編集者)

 草なぎは木村と再会した話を《あぁそうだね。(略)だから普通に。久しぶりでしたね》《全然、何一つ変わらず》と、コメント。聞き手に5人が再集結するかを直球で聞かれた際は《どうなんでしょうかね》とイエスともノーともつかない返答をしていたが、一時期よりは距離が縮まっている感じもする。

 加えて、12月8日に旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)は、タレントのマネジメント業務を行なう新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」の設立を発表した。同社の代表取締役CEOに就任したのは、女優ののん(能年玲奈/30)のマネジメントを担当する『株式会社スピーディ』の福田淳氏(58)。

 福田氏は旧ジャニーズ事務所の風習だった“辞めジャニ”との共演NGなど日本の芸能プロダクション特有の文化に否定的な人物として知られる。福田氏は12月10日配信の『文春オンライン』で、解散したSMAPと脱退騒動があったKing&Princeを引き合いに、

《みんなやりたいようにやればいいと思う。退所しても、事務所に戻りたかったら戻ればいいし、出たければ出ればいい》

 と、コメントしている。

※画像は文春オンラインの公式X(ツイッター)『@bunshun_online』より

 それだけに、SMAP復活を期待する声もあるが――。

 芸能プロ関係者は話す。

「残念ながら、SMAPの再集結はまだまだ難しいでしょうね。ここにきて、むしろ遠ざかった、消滅した感もあります。

 確かに、福田氏は世界に出るために業界の悪習を変えようとしています。しかし、STARTO社の“人事”を見ていると、SMAPの再集結は難しいだろうな、と思う理由があるんですよ……」

 STARTO社の経営陣はCOO(最高執行責任者)の井ノ原快彦(46)以外、SMILE-UP.とは、これまで関係がない面々だと発表されている。だが、「いわゆるマスコミ向けの広報は、旧ジャニーズ事務所の中枢にいた人物が務めることになるようだ」(前同)というのだ。

 旧ジャニーズでマスコミ対応の広報といえば、創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題でジャニーズの副社長を引責辞任し、10月15日までは嘱託社員として在籍していた白波瀬傑(しらはせ・すぐる)氏が思い浮かぶ。