２月５日の大人気バラエティ『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ系）では、総集編企画「１６年の歴史アワード」が放送。人気コーナーや、レギュラー陣の初登場回をプレイバックする内容だったが、その内容にショックを受けたファンも多いという。

「現在の『イッテＱ』のレギュラー陣で、最年少なのは３７歳のイモトアヤコさんです。１６年続く番組なだけに、レギュラーメンバーの高齢化が進んでいますよね。

　しかし、当然ながら１６年前は全員が若かった。メンバーがまだ若かりし頃、始まってからの数年間の“黄金期”に面白い放送ができ、しっかりと視聴者を捕まえたことで、現在の全局のすべてのバラエティで最も視聴率が高く、話題性も抜群な超人気番組になることができたんですよね」（テレビ誌編集者）

　現在、テレビ各局はＣＭスポンサー企業の商品の購買層である“１３～４９歳”に的を絞ったコア視聴率を重視している。コア視聴率で言うと、通常の番組なら５％取れただけでかなりの高視聴率扱いだが、『イッテＱ』の場合は、コア視聴率が５％超えは毎回のことで、１０％に迫ることも珍しくないという状態にあるのだ。

「そんな『イッテＱ』メンバー陣が、若くて無茶をしていた頃のＶＴＲが紹介されたわけです。

　しかし、このＶＴＲでは、“現在レギュラーのキャスト”しか登場しなかったため、過去に出演していた人気タレントを無視する、排除するようなかたちにも見えたために、視聴者からは怒りや嘆きの声が出ているんです」（前同）

　今回の『イッテＱ』の総集編企画についてネットでは、

《イッテＱ歴史アワードにベッキーと手越出てない時点で本物の歴史ではない気がする。あそこの2人出てた時の視聴率絶対えぐかったやろ》
《手越くんイッテＱで存在無かったことにされてんのつらいな　ジャニーズ全く興味ない人でも放送翌日には手越手越って名前があがって面白かったから早く見てーって言われるくらいには番組に貢献してたと思うのに・・・》
《手越もベッキーもイッテＱの歴史を振り返るうえでとても重要な人物。なのに番組から居なかったことにされてるのは悲しい》
《マジでイッテＱに手越復活して欲しいなぁ...お祭り男3人でまたロケ見たいし手越のロケ編集も相まって面白かった》

　などと、２０１６年１月を最後に降板したベッキー（３８）や、２０２０年５月２４日放送回を最後に番組を去った手越祐也（３５）について言及する声が多く寄せられている。