■『ぽかぽか』ＳＰが１時間延長で『ＯＮＥ ＤＡＹ』の特別編がなくなった!?

　月９ドラマは最終回の次週に『特別編』を放送することがある。作品によって違いはあるが、本編の後日談として、主演以外のキャラが物語を振り返る、ドラマ仕立ての総集編のような構成になるのが主流だ。

　クリスマス付近では、２０１９年にディーン・フジオカ（４３）主演の『シャーロック』の特別編が１２月２３日に放送された例もある。

※画像は『シャーロック』の公式Ｘ『 @SHERLOCKcx』

　制作会社関係者は話す。

「実は『ＯＮＥ ＤＡＹ』もクリスマス――１２月２５日に特別編の放送を想定していたといいますね。

　だからこそ、“１８日に最終回”というスケジュールは、ちょっと理解が難しい……。クリスマスイブが舞台の連ドラで、その特別編を放送できる枠があるなら、最初からそこを最終回にして、“メリークリスマス！”で締めた方が良いと思われるのですが。イブの物語をクリスマス当日に放送しても微妙かも、と思ったのかもしれないですが……それでも、クリスマス当日の最終回を求めている視聴者の声が多いのはＳＮＳの反応を見れば明らか。その前週（１８日）の放送するよりも、２５日のほうが絶対にいいですよね。

　しかも、その『特別編』は、どうやらなくなった感じですね……」

　最終回の次の週に特別編をやる――当然ながらこうした情報は、関係各所に共有される。

　ところが、１２月１３日に発売された複数のテレビ誌のラテ欄には『ＯＮＥ ＤＡＹ 特別編』の記述はない。１２月２５日の午後７時から１０時にかけて放送されるのは、『ぽかぽか』のゴールデン３時間ＳＰだと書かれているのだ。

「当初は『ぽかぽか』が２時間ＳＰで、その後に『ＯＮＥ ＤＡＹ』の特別編、という編成だったといいます。それが、『ぽかぽか』を１時間伸ばして３時間ＳＰになった、ということなんでしょうね。特別編は“お蔵入り”したかもしれない……その理由として考えられるのは、まず本編の視聴率が壊滅的に悪かったことですよね」（前同）