■『真夏のシンデレラ』よりも“爆死”のワケ

『ONE DAY』の前クールに放送されていた森七菜(22)と間宮祥太朗(30)のダブル主演作『真夏のシンデレラ』は、全話(11話)平均世帯視聴率5.7%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。月9の歴代ワースト記録である。

 しかし、『真夏のシンデレラ』の平均世帯視聴率を現在の『ONE DAY』と同じ1話~10話だけで計算すると、平均5.53%。対する『ONE DAY』は現時点で10話分の平均世帯視聴率が5.33%。最終回で好結果を残さなければ、『ONE DAY』のワースト記録更新は確実だ。

※画像は『真夏のシンデレラ』の公式X(ツイッター)『@natsu_cin』より

「加えて、『真夏のシンデレラ』は世帯視聴率こそ“爆死”したものの、テレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率は3%台を取っていた。そこまで酷い数字ではなかったんです。若者に人気のキャスト陣が数字の底上げをしていましたね。

 一方、『ONE DAY』は、たとえば第9話(12月4日放送)のコア視聴率は1.9%で、他の放送回も1%台……。コア視聴率を含めると、『真夏のシンデレラ』を遥かに超える“大爆死”です」(前出の制作会社関係者)

 さらに、こんな話も――。

「とんでもない低視聴率になっても、『ONE DAY』二宮さんら多くの一流俳優を起用している。ですので、フジテレビサイドが一方的な判断で想定されていた『特別編』を取りやめにすることは、考えにくいんです。

 しかし、『ONE DAY』は視聴率が低いだけでなく、“話がつまらない”と視聴者から相当不評な作品。フジサイドだけでなく、役者サイド、芸能プロダクションサイドからも“もうやらなくていいんじゃないか”という方向で、意見がまとまってしまったのかもしれませんね……」(前同)

 1クールかけて「聖夜のから騒ぎ」を描いた『ONE DAY』。ドラマ自体が、から騒ぎに終わってしまいそうだ――。