■SMAP解散騒動時には“裏切り者”扱いに……
2016年1月にSMAPの独立騒動が勃発した際、5人のメンバー全員が元SMAPチーフマネージャーのI氏とともにジャニーズ事務所を退所すると思われたが、木村が残留の意思を示したことで独立計画は頓挫。
同月に生放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、メンバー全員が黒いスーツに身を包んで見解を述べるという“公開謝罪”へと発展。同8月にはSMAPが同年12月31日をもって解散することが明らかになった。
「それ以降しばらく、木村さんと妻で歌手の工藤静香さん(53)には“裏切り者”といった猛烈なバッシングが起きてしまいましたが、あれは木村さんも相当こたえたといいます。その木村さんがSTARTO社と契約しないとなれば“また裏切るのか”や“情がない”といった声が上がってしまいかねない。
それを嫌がって、独立することなく、STARTO社とエージェント契約を結ぶのではないかと言われているんです。木村さんは意外と世間の声を気にするタイプのようですからね」(前出の芸能プロ関係者)
木村を巡っては、広告に起用してきた日本マクドナルドが現行契約の期間満了後は更新しない方針を明らかにしている。同じく日産自動車もジャニーズ事務所所属タレントとの新規の広告契約を結ばないと発表。また、木村が「リポビタンD」のCMに出演している大正製薬も、今後の起用について、旧ジャニーズ事務所の対応を見守る方針を示している。
8月16日配信の『文春オンライン』は、今秋、資生堂が高級メンズ化粧品のリニューアルで、CMなどのイメージキャラクターに木村を起用する予定だったものの、ジャニー氏の加害問題を受け、白紙になったと報じていた。
「露骨な広告離れがあり、仕事面でかなり苦戦が強いられている感じの木村さん。独立したほうが仕事はやりやすいと思われますが、それでも旧ジャニーズに残って、STARTO社と契約するというのは、ファンクラブの存在に加えて、SMAP解散騒動時のバッシングのトラウマがあるのでは、と考えられています」(前同)
岡田、二宮、生田、そして風間の独立を、木村はどのように見ているのだろうか――。