俳優の橋本環奈(24)が、テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』(2024年3月放送)で主演を務めることが明らかになった。

 1970年、アジアで初めて開催された「日本万国博覧会(大阪万博 EXPO‘70)は、“人類の進歩と調和”をテーマに当時史上最多の76か国(その他4国際機構、1政庁、6州、3都市、2企業)が参加し、入場者数は国民の6割に相当する約6422万人を記録した。

 日本の高度経済成長を象徴する国民的イベントとなった一大祭典を、NHK連続テレビ小説花子とアン』や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズ(テレビ朝日系)などの脚本を手掛けた中園ミホ氏(64)と、橋本のタッグでドラマ化。

「世界中の人たちとつながりたい!」という思いを胸に万博で働くことを夢見たヒロインの青春と、その家族の物語を心温まるタッチで描き上げるヒューマン・ホームドラマになるという。

 主演にあたって橋本は《“こういう時代もあったな”と懐かしむ方もいれば、私と同世代やそれよりも下の世代のみなさんは“こういう日本の姿もあったんだ!”と歴史的感覚で見られる作品でもあります。何より、見れば必ず前向きになれる作品だと思います。ぜひ、3月の放送を楽しみにしていてください!》とコメントを寄せている。

※画像は「テレビ朝日宣伝部」の公式X(ツイッター)『@tv_asahi_PR』より

「1970年の大阪万博はとんでもない盛り上がりだったといいますし、日本が経済成長を遂げる勢いのあった時代の出来事でもある。当時の熱気や人々の生活も垣間見えるドラマになっているんでしょうし、橋本さんはまさに大役に起用されたと言えるでしょう。

 しかし、今、2025年開催の『大阪・関西万博』には厳しい目が向けられていることもあり、ドラマ『万博の太陽』、さらに主演の橋本さんにも厳しい声が寄せられてしまっているんです」(ワイドショー関係者)

「大阪・関西万博」の建設費は誘致した当初は上限が1250億円だったものの、物価や人件費の高騰により、2350億円まで激増。万博に直接関係するインフラ整備費は、国費負担を含め計8390億円に上ることも明らかになった。さらにロシア、エストニア、メキシコが万博への参加辞退を表明したことも波紋を広げている。

 そんな万博を巡り、

《大阪万博、マジ懇願中止してください。無駄な税金を投入するのはやめてください。物価高で生活が苦しいのに万博もカジノも無駄な事業はいりません》
《二度と万博も五輪も日本でやらなくていい》
《大阪関西万博は中止にした方が良いよ》

 といった声が殺到している。