■順風満帆だった橋本環奈の女優人生に逆風……

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「《やらなくていい》という国民の多くの声があるにもかかわらず、大阪府、大阪市、国が突っ走っていて、税金が続々と投入されている――そういうイメージがつき、今や2025年の万博は“国民の敵”といった扱いになっています。

 橋本さん主演のドラマ『万博の太陽』は1970年に行なわれた万博を描いたドラマですが、タイミングがタイミングだけに、X(旧ツイッター)には《このタイミングだと間接的なプロパガンダドラマじゃん》といった意見が寄せられていますし、橋本さんに対しても《橋本環奈さん、こういうの御用達みたいな印象あるなぁ。大丈夫か?》といった声が上がってしまっています」

 橋本といえば、福岡のローカルアイドル時代に「1000年に1人の美少女」として注目を集め、その後は映画『暗殺教室』、『銀魂』、『キングダム』、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』、『ブラックナイトパレード』、『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』などの話題の映画に続々と出演し、女優としての確固たる地位を築いた。

 今年4月クールに主演を務めたドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)は、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も高く、スマッシュヒット。CMでも見ない日はなく、さらに2024年後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』でヒロインを務めることも発表されるなど、女優として順風満帆なキャリアを積んできた。

※画像は『王様に捧ぐ薬指』の公式X(ツイッター)『@ousama_tbs』より

 民放キー局関係者が話す。

「20代前半の女優では“最強の存在”になり、“1000年に1人の美少女”から“1000年に1人の女優”になったとも言われるようになった橋本さんですが、『万博の太陽』の主演を務めることが明らかになり逆風が吹こうとしていると……。万博ドラマもそうなんですが、現在放送中の主演ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(カンテレ・フジテレビ系)も、視聴率がまったく振るっていないですよね……」

 10月16日にスタートした『トクメイ!』は、“お金”にスポットを当てた警察エンターテインメント。経費削減の特命を背負って本庁から派遣されてきた特別会計係の警察官・一円(はじめ・まどか/橋本)が、所轄署の個性豊かな刑事たちとぶつかりながら次々と起こる事件を解決へ導く姿を描く。

 ドラマの視聴者からは、

《『トクメイ』ってドラマ あり得ない程 ものすっごくつまらないんだけど》
《やばいなトクメイ本当に泣けるぐらいクソつまらないな》

 などの厳しい意見も寄せられている。