■いわゆる「主演女優」とは違う“特異性”に共演者はメロメロ

 2014年放送のドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)で有村と共演した二宮和也(40)も「架純ちゃんに“あれがほしいなぁ”ってポロッと言われたらつい買っちゃうんじゃないかな。自分でも怖いです」とコメントしていた。

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)社長に就任した東山紀之(57)も、有村のことを絶賛している。

 東山と有村は2014年の舞台『ジャンヌ・ダルク』で共演。有村にとって初の舞台となったが、東山は「ジャンヌもそうだけど、有村さんも選ばれた人」とし、「女優として覚悟が決まっている。初舞台の感じがしない」と大絶賛。さらに「(共演者は)怖いおじさんばかりだから、僕がガードしている」と話し、「僕が先頭になって(有村に)キュンキュンしている」とメロメロだった。

「東山さんは終始、有村さんのことを絶賛していて現場で取材していた記者も“狙っているのでは?”と思ってしまうほどだったといいます。さすがに年齢的になかったでしょうが。さらに大御所俳優の松方弘樹さん(享年74)も“あの子いいねぇ”と褒めていたそうですからね」(前出のワイドショー関係者)

 2016年公開の映画『何者』の試写会イベントで佐藤健(34)は共演した有村について「すべての動きが丁寧で、若干遅い。たとえば、飲んでいるコップを戻すときもこういう感じで、若干遅いんだよね」と動きを交えながら解説。そんな彼女を気に入っているようだった。

※画像は映画『何者』の公式X(ツイッター)『@nanimono_movie』より

 有村の魅力について芸能評論家の三杉武氏はこう分析する。

「有村さんは今や国民的女優ですが清純派でもあり、それはプライベートでも同様。夜の街で遊んでいるイメージはありませんし、想像すらできないですよね。そしてドラマや映画の現場でも自然体で振る舞っている印象があります。

 映画やドラマ、舞台で主演を張るような女優の多くがとがっていて、性格がキツい人も結構いるんです。プレッシャーもありますし、戦うところは戦う必要もありますから、それぐらいでないと主演女優は務まらない。ただ、有村は真逆でとがった部分がいっさいない。

 旧ジャニーズタレントや松方さんや佐藤さんのような俳優は、現場でたくさんの女優を見てきている。緊張感が張り詰め、殺伐とした雰囲気の現場に有村さんのような、透明感あふれ、自然体に振る舞える女優がポンっとそこにいれば“いいな”となるのも必然ではないでしょうか。いわゆるトップ女優とのギャップ、“特異性”に共演者はやられてしまうのではないかと。

 それに彼女は、基本的にかなり真面目で演技も健気に頑張る女優です。いわゆる“女王気質”のトップ女優とのギャップを自然と見せることになるので、共演した人たちはメロメロになってしまい、“架純沼”にハマってしまうのではないでしょうか」

 真剣交際の高橋も『姉ちゃんの恋人』での共演で“架純沼”にどっぷりハマってしまったのだろうか!?