歌手のＭＩＳＩＡ（４５）、俳優で歌手の福山雅治（５４）が、大晦日の『第７４回ＮＨＫ紅白歌合戦』の紅組、白組の最終歌唱者に内定したと、１２月２０日に複数のスポーツ紙が報じた。福山がトリ、ＭＩＳＩＡが大トリを務めるという。

　２人による最終歌唱は４年連続４回目。ＭＩＳＩＡは、美空ひばりさん（１９６３～７２年の１０年連続）以来の、５年連続の紅組トリを歌うという快挙となった。

「ポケットビスケッツとブラックビスケッツが特別企画に出場すること、寺尾聰さん（７６）の出場も明らかになりましたが、多くの紅白ファンが気にしているのが趣里さん（３３）が出場するのかどうかではないでしょうか」（制作会社関係者）

　趣里は現在放送中のＮＨＫ連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインの福来スズ子を好演。同作は、「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター・笠置シヅ子さん（１９１４～８５年／７０歳没）がモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が戦争の苦難を乗り越え、“福来スズ子”としてスターへと駆け上る姿を描く。

　１２月２０日放送の第５８話では、スズ子が交際をスタートさせた水上恒司（２４）演じる村山愛助に書いた手紙に注目が集まった。

　巡業中にトラブルに見舞われたスズ子だが《歌えることに大きな喜びを感じている。それは愛助さんがいてくれてはるから》などとラブレターを夜な夜な書き綴る。文末には《あなたのスズ子》と書き、自ら読み上げると悶えていた。それを受け取った愛助も同じように音読し、顔を覆って悶えるという展開となった。

※画像は『ブギウギ』の公式Ｘ（ツイッター）『@asadora_bk_nhk』より

「恋愛展開に『ブギウギ』の注目度も上がっていますよね。そんな趣里さんの母親で歌手の伊藤蘭さん（６８）が今年の『紅白』に出場します。そして、みんなが“母娘共演があるでしょう”と思っているわけで、『ブギウギ』の主題歌や劇中に出てきた楽曲を歌うのではないかと期待を寄せている。

　紅白、音楽業界の関係者も『紅白』の目玉企画の１つになると思っていたでしょうが……実は現時点で趣里さんの出場は決まっていないそうなんです」（前同）