■岡本圭人とのキス写真流出で「異例のブログ謝罪」

 有村は2013年前期のNHK連続テレビ小説あまちゃん』でブレイク。その年の8月の『FRIDAY』(講談社)に岡本とのツーショット写真やキス写真が掲載され、2人の関係が明らかになった。

 報道後、有村はブログに謝罪文を掲載。熱愛について肯定も否定もすることなく、《今回の件で自分自身と向き合ったときに自分が何をしたいのか、何を見てもらいたいのかと改めて考え、それはお芝居しかないと思いました》《今後も一つ一つの仕事を100%以上の気持ちで全力で取り組んでいき、結果を残していけるように邁進していきたいと思います》と、仕事に邁進していく覚悟を綴った。

※画像は「有村架純’s staff」の公式X(ツイッター)『@Kasumistaff』より

「本人がブログで謝罪するというのは異例の展開ですし、芸能関係者の間でも“そこまでする?”という声も上がったほど。ただ、この一件からもうかがえますが、当時から、そしてそれ以降も、旧ジャニーズ事務所は所属タレントの熱愛が発覚したら、相手のタレントの所属事務所にわかりやすく“圧力”をかけていたんです。実際、当時、有村さんサイドに対してもあったといいますね。

“うちのタレントは今、売り出し中なのに、ここで交際が報じられちゃうとお互い様とはいえ、しんどいですよねぇ”といった具合です。誰がそんなことをやっていたかというと、旧ジャニーズの記者会見でも名前が挙がった元副社長の白波瀬傑(しらはせ・すぐる)氏ですね」(前出のワイドショー関係者)

■マスコミ対応を取り仕切ってきた「ジャニーズの番頭」

 白波瀬氏は1975年にメリー喜多川氏(享年93)に声をかけられてジャニーズ事務所に入社。以降、半世紀近くジャニーズの番頭を務め、マスコミ対応の窓口を取り仕切ってきた。

 1996年にはジャニーズ事務所の取締役に就任。その後、専務に昇格し、2019年に代表取締役副社長に。しかし、ジャニー氏の加害問題を受け、9月5日付で副社長を引責辞任していたことが同7日の会見で明らかになった。

 10月2日に行なった2度目の会見終了後、東京新聞の望月衣塑子記者に白波瀬氏に説明責任がないかと問われた東山紀之(57)が「白波瀬さんにはやはり、説明責任があると思うので、うちの事務所に携わってくれた人たち、やはり協力を仰ぎたいなと思うので、それも含めて検討していきたいと思う」とコメントしたことも一部で話題を呼んだ。