■パワハラ退団・安楽智大の陰にあった「女性問題」
「パワハラで楽天をクビ」安楽智大に元監督・梨田氏もため息!SNSナンパ三昧も…球界OBからは田中将大にも厳しい声が
「入ったばっかりのときは、若くて頑張ろうという感じで一生懸命やっていたので、なぜこんなことになったのか……。唖然としているというのが正直なところです」
弊サイトの取材に、そう重い口を開いて語るのは野球評論家の梨田昌孝氏である。梨田氏といえば、2016年〜18年の3シーズンに渡って東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務め、指揮をとった。
14年末のドラフト会議で愛媛県の名門・済美高校から楽天へとドラフト1位で指名を受け入団した、安楽智大投手とはかつての上司と部下の関係だ。
「球団を離れて5年ほど。全然分からないのでお話しすることはできないです」(前同)
近鉄バファローズと日本ハムファイターズを率いて01年と09年に2度、日本シリーズを戦ったことがある名将をも閉口させた、安楽によるパワハラ問題。23年は57試合に登板し、3年連続で50試合以上に出場した、楽天の中継ぎエースによるパワハラ騒動。事態が発覚したのは11月24日のことである。
「東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する10人以上の選手から球団へと、安楽投手によるパワハラ行為が報告されたことが明らかになったのです。
球団の調査によれば、一連の行為は、後輩にバカ、アホなどの暴言を浴びせるほか、ロッカールームで逆立ちをさせ、選手の下着を脱がせるなど、およそ社会人とは思えぬ行動ばかり。球団も事態を重く受け止め、24年シーズンは安楽投手と契約を結ばないことを11月30日に発表しています」(夕刊紙野球担当記者)
■田中将大に対しても厳しい声が……
一連の騒動を「幼稚すぎる」とバッサリと斬るのは、近鉄バファローズや中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手の金村義明氏である。
「イタズラみたいなものは昔からありましたよ。男の子だし、学生時代は、ちょっかいかけたり、遊び半分でユニフォームを脱がせたりもありますよ。ただ、社会人のやることではないですよね。学生時代からなにも学ばず、成長がストップしたとしか思えません」(前同)
また、金村氏は同僚選手の行動にも苦言を呈する。
「年上の選手がチームにはいるわけですよ。元メジャーの田中将大(35)や則本昂大(32)は過去に最多勝や最多奪三振のタイトルを奪っており実績も十分。なぜ、注意をしなかったのか? と思います。“ええかげんにせーよ”と言うのが先輩プロ野球選手の役目では? ちょっと信じられないですね」
この度は皆様にご心配をおかけし、申し訳ございません。
— 田中将大🦂/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) December 1, 2023
ハラスメントは許されないことです。球団のみならず、 自分もチームの年長者として、もっと後輩たちの様子に気を配り、気軽に相談され、問題があれば率先して注意すべきであった、意識が甘かったと反省しています。…
後輩選手への暴言のみならず、忘れ物や試合中にミスをした選手から「罰金」と称して、現金を徴収するという、恐喝まがいとも受け取れる行動もしていた安楽投手。そんな安楽投手には、また別の“悪癖”があったようだ。
前出の夕刊紙記者は話す。
「インスタグラムを使ったナンパですね。インスタで可愛い女の子を探しては即座に、アプリ内で個人間のやりとりができるDMを送りつける。“オレ、安楽だよ、知ってる?”、“甲子園に出てたんだ”などというのが口説きの常套文句。対西武ライオンズ戦の際には、楽天の選手は東京・立川近辺のホテルに泊まります。その際に“会おうよ”と、関東圏に住む女の子を誘っていたそうです」