■号泣、ハラハラ…感情を揺さぶる名作も
■『ラーゲリより愛を込めて』
第2次世界大戦後の1945年、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人捕虜たちは過酷な環境のもと重労働を強いられ、死者が続出する。そんな中、嵐の二宮和也(40)演じる山本幡男は、身に覚えのない容疑で収容されたにもかかわらず生きる希望を持ち続け、帰国を信じて周囲の人々を励まし続けるというストーリー。
「二宮さんが23年2月に行なわれた第65回ブルーリボン賞で主演男優賞、23年3月の日本アカデミー賞でも優秀主演男優賞を受賞するなど、23年の邦画界で話題となった作品の一つ。
号泣したという声も続出するほか、“当たり前のようにお腹いっぱい食べられていること、愛する人といられること、幸せに過ごせていること。すべてに感謝しないといけないと改めて感じた”など、普通の日常を過ごせていることの尊さを噛み締めた、というレビューも寄せられています。『U-NEXT』や『Amazon Prime Video』などで視聴可能です」(前出の太田氏)
🎊㊗第46回 #日本アカデミー賞㊗️🎊
— 映画『ラーゲリより愛を込めて』BD&DVD好評発売中! (@lageri_movie) January 23, 2023
『#ラーゲリより愛を込めて』
受賞いたしました🏆✨
■優秀主演男優賞
二宮和也
■優秀美術賞
磯見俊裕/露木恵美子
皆さまのおかげです🕊✨
授賞式は3月10日(金)です!#二宮和也 pic.twitter.com/EzgysSOv3b
■『スマホを落としただけなのに』
個人情報が詰まったスマートフォンを紛失したことをきっかけに、人生の歯車がくるい、主人公がさまざまな事件に巻き込まれていくミステリー。
志駕晃氏による小説『スマホを落としただけなのに』(17年・宝島社)を原作として、18年11月に北川景子(37)主演で映画化されると、4週連続邦画興行収入1位、7週連続トップ10入りの大ヒットを記録。最終的には興行収入19.6億円の大ヒットとなった。20年には千葉雄大(34)主演で続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が公開されるなど、人気ミステリーシリーズに。
「シリーズ第3弾は、成田凌さん(30)主演で『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』として24年の秋に公開されることが決定しているので、その前にぜひ見返すことをお勧めしたいですね。前作は『U-NEXT』や『Amazon Prime Video』で視聴可能です」(前同)
23年2月からは、『Netflix』オリジナル作品として『スマホを落としただけなのに』の韓国リメイク版が配信されている。
「日本版と韓国版で設定は大きく異なります。日本版では拾ったスマホで悪事をはたらく犯人が最後までわからないのに対し、韓国リメイク版では、視聴者には犯人が最初からわかっている。韓国版は犯人視点で物語が進行し、日本版が“落とした側”の視点によるミステリーだとしたら、韓国版はサスペンス要素が強いのが特徴です」(同)
テンポよく構成されたリメイク版に対して、X(旧ツイッター)では
《不穏で不気味なのにちゃんとポップで韓国版さすがのクオリティ》
《滅茶苦茶ちゃんとしたスリラードラマとして完成されている》
と評判を呼んでいる。
「韓国版はハラハラドキドキで、非常に面白かったですね。韓流ドラマは残酷な場面での“冷たい”演技が上手な俳優さんが多く、どんどん惹き込まれていくんです。時間に余裕がある年末年始のお休みにぜひ見てみてください」(同)
やっぱり寒い年末年始は、おうちで配信映画三昧が一番?
Netflix映画『スマホを落としただけなのに』予告編公開📱
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) January 26, 2023
チョン・ウヒ、イム・シワン、キム・ヒウォン出演。日本の同名作品を韓国でリメイク。
たった一台のスマホから、自分の毎日が見知らぬ誰かに侵食されていく。
2月17日配信スタート。#スマホを落としただけなのに pic.twitter.com/2et3JTWeJH
太田まき子
新潟県出身。大学卒業後、広告会社及びマーケティング会社にて女性向け商材のプロモーション、ファッションカルチャーイベントの企画運営、エンタメ系の広報PRなどを担当。現在はフリーランスのPRとして、トレンドのマーケティングやリサーチを行う。