西島秀俊(51)主演の木曜ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)の平均世帯視聴率が、無難なスタートを切った初回の10.7%(デオリサーチ調べ/関東地区)から右肩下がりで、2月2日放送の第5話も8.5%と同枠ドラマとしては低迷続き。さらに、13歳~49歳を対象にしたコア視聴率は1%台とジリ貧状態だ。

 同ドラマは、加藤実秋氏の同名小説シリーズが原作で、桜町中央署の“マル暴”から、刑事課に左遷された架川英児(西島秀俊)が主人公。同署刑事課の訳ありエース・蓮見光輔(濱田岳/34)、新人刑事・水木直央(上白石萌歌/22)とのトリオで、巨悪に立ち向かう超異色刑事ドラマ。

 第5話は、架川の“マル暴”時代の元上司・藤原(柳葉敏郎/62)が、何者かに射殺された。その犯人が、長野県警の生活安全部刑事だった蓮見の父が冤罪に巻き込まれた、10年前のホステス殺人事件に関係していると直感した架川は、手がかりを求めて長野県春蘭市に向かう。

 また、管内の雑木林から死後5年ほど経過した、若い男の白骨死体が見つかる。遺体は暴力団「仁英組」の構成員・楠本(横山涼/27)で、生前、足を洗いたいと考えていたようで、更生して清掃会社を営む元暴力団員・小松崎(デビット伊東/56)に相談を持ちかけていたことが分かり……という展開。