2023年12月放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)で元AKB48の島崎遥香が、人間関係を定期的に“リセット”していると明かし、共演者を驚かせた。他にも、GACKTが同年自身のX(旧Twitter)で、「人間関係をリセットするのはよいと考える派」と持論を展開、2万件以上の“いいね”が集まるなど、反響を呼んだ。メンタルを健康に保つために、わずらわしい人間関係を断とうと考えている人が増えているようだ。今回は10~20代の男女100人に「“人間関係リセット”したいと思ったことはある?」と聞いてみた。
人間関係をリセットしたいと思ったことが「ある」と答えた人は60.0%と半数以上。そこで「どんなことに面倒くささを感じていたか?」について聞くと、まず多かったのがLINEなどSNSでのコミュニケーションに関する声がみられた。オンラインによるコミュニケーションが当たり前になり、さまざまな人と気軽に連絡が取れるようになった一方、面倒くさいことも増加。監視されている気分になったり、誕生日の祝福など、いちいち反応しなければならなかったりと、気が休まらないことも増えている。
「メッセージを送ってくる回数が多かったとき」(14歳/女性)
「LINEの返信などが面倒」(15歳/女性/学生・フリーター)
「既読をつけてから少し時間が空いてしまって、返信するのが億劫になったとき」(20歳/女性/学生・フリーター)
「返信をしないといけないとか、SNSを更新しないといけないという義務感」(23歳/女性/営業・販売)
「もう話さない人とSNSで繋がっているのが面倒くさくなった」(24歳/女性/総務・人事・事務)
「自分自身がSNSに執着してしまったとき」(25歳/女性/主婦)
「SNSで自分の書きこみを批判されたときにリセットしたくなる」(25歳/男性/学生・フリーター)
「通知がいっぱいくるとき」(28歳/男性/総務・人事)
「ネット上だと顔が見えず、信頼関係が曖昧なままやり取りをするのがしんどくなることがある」(28歳/女性/専門職)