２０２３年１２月２７日発売の『週刊文春』（文藝春秋）に女性絡みのスキャンダルを報じられたことを受け、ダウンタウンの松本人志（６０）は１月８日、活動休止することを発表した。

　所属する吉本興業は『週刊文春』の報道を全面否定しており、本人の意思も確認し、真偽を明らかにする裁判に注力するための対応とした。

　同日、松本も自身のＸ（旧ツイッター）を更新し、《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす》と綴った。

※画像は松本人志の公式Ｘ（ツイッター）『@matsu_bouzu』より

　松本のレギュラー番組を抱える各テレビ局も緊急の対応に追われている。松本が“出演宣言”した『ワイドナショー』を放送するフジテレビは出演日に関して「確認中です」と説明し、レギュラー出演中の『まつもｔｏなかい』と『人志松本の酒のツマミになる話』については収録済み分の放送、今後についても「検討中」とした。

　１月９日配信の『スポニチアネックス』は、相方の浜田雅功（６０）が松本不在の間、自分が踏ん張ってダウンタウンの番組を守っていくと思いを強めているというテレビ局関係者のコメントを掲載している。

「１月９日の『文春オンライン』には、福岡で松本さんと会ったという新たな女性の証言も掲載されています。１０日発売の文春本誌にはさらなる詳細が掲載される。そして今、文春編集部には多くのタレコミ情報が寄せられているでしょう。編集部はそれらの真偽を確認して、次々と記事を出してくるのではないでしょうか。

　報道自体が長引くとなると、裁判もかなり長期化する可能性がある。松本さんは“事実無根”と言い切っており絶対の自信があるはず。ですが、文春サイドももちろん自信があるから報じたはず。ともに、もう裁判で完全決着をつけるつもりでしょうから、互いに一歩も引かないでしょう。

　裁判にある程度の目途がつけば本格復帰となるのでしょうが、それも松本さんの気持ち次第でしょうし、現状はスポンサー離れが進んでしまっているため、松本さんの復帰には、テレビ局サイドにも“覚悟”が必要になってくる。広告が入らないと番組を作れませんからね。

　そうして、松本さんがすぐに復帰できないとなると、いくつもの番組が終わってしまう危機的状況になってくるでしょう。松本さんがいないと成立しない番組はたくさんありますからね。

　コンビの番組では『水曜日のダウンタウン』（ＴＢＳ系）以外は厳しいのではないかともささやかれていますね……」（制作会社関係者）