■安住アナ&大下アナは「役員待遇」昇進も日テレは……

 4月からの『news zero』では、スタジオでの司会進行だけではなく、取材、インタビューなどの稼働もあり、ボリュームの大きな仕事となるだろう。

「番組放送時間の月曜から金曜の夜以外にも稼働があると。ほぼ『news zero』にかかりっきりになるはず。52歳という年齢でそれほど大変な仕事を引き受けることになるわけです。ただ、日テレは給与体系が完全に一律で、どれだけ活躍しても同じ年齢のアナウンサーと同じ給与しかもらえないんです」(前出の民放キー局関係者)

 一方で、TBSなどは“イレギュラーな対応”もある。TBSのエース・安住紳一郎アナ(50)は、2023年7月には「総合編成本部アナウンスセンター役員待遇エキスパート職」へと昇進している。

※画像は『THE TIME,』(TBS系)の公式X(ツイッター)『@THETIME_TBS』より

「TBSは、安住アナのように圧倒的な実力、視聴者人気があれば、特別な待遇に昇進させ、しっかりと報酬を払って残ってもらうという方針なんです。安住アナの年収は、一説には“億超え”とも言われていますね。テレビ朝日も同様で、大下容子アナ(53)も2020年に役員待遇に昇進。局の看板になってもらい、冠番組『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)や特番でも大活躍ですよね。

 そういった制度がないのが日テレ。なので、大人気の藤井アナがフリーになって、『news zero』のMCに就任するのはある意味では必然でもあるんです」(前同)