■係員がファンに注意“緊迫”ロケ現場

「ダンスバージョンが撮影されたのは、群馬県前橋市にある臨江閣という近代和風建築の迎賓施設。本館、別館、茶室が国の重要文化財に指定されており、東京からもそう遠くない場所にあるんです。

 立地の良さもあって、2014年に放送された井上真央さん(37)主演のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』や、阿部寛さん(59)主演の『まだ結婚できない男』(フジテレビ・19年)など、多くの映画やドラマ、MVのロケ地として使用されています」(前出の女性誌ライター)

 MVで場所を特定した多くのファンが、さっそく“聖地巡礼”を行なっているというが、訪れたファンの一人は、係員があるマニュアルを持っていたと語る。

「臨江閣は無料で入場できる施設なので、普段は係員が入場者に声をかけることは稀なんです。でもNumber_iのMV公開後に再訪して、メンバーが撮影したエリアに行って、テンションが上がってしまい……友だちとNumber_iのMVをマネして少し騒いでいたら、“重要文化財だから踊ったり、傘を振り回したりしないでね”と係員に注意されてしまったんです。

 その男性スタッフの手元を見ると、“Number_iのファンは騒いでしまう可能性があるから要監視”といった注意書きが書かれたマニュアルを持っていましたね」

 臨江閣は22年に発売された、シンガーソングライター藤井風のシングル『まつり』でもメインロケ地として使用されており、多くのファンが訪問している場所だが……。

「ロケ地好きなので、『まつり』MV公開前も直後も訪問したことがあるんですが、注意どころか声もかけられませんでした。藤井さんのMV内には施設の窓際に座るシーンなどがあるので、マネして施設の窓際に座る人が多そうなのに、“施設の窓際に座るな”という注意書きすらなかったですね」(前同)

※画像は平野紫耀のインスタグラム『@sho_h_desyo』より