■“韓国原作のラブストーリー主演”を今度こそ成功させたい!?

 山下は、韓国で大ヒットした恋愛映画『建築学概論』の日本リメイク作品『恋に落ちた家』(Netflix)で、2015年放送の『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(フジテレビ系)以来“6年ぶりラブストーリー主演”を務めることが、2021年11月4日に発表されていた。この作品もまた、「日韓のキャストスタッフと作り上げるプロジェクト」だった。

《韓国で大ヒットした恋愛映画のリメイクという事で大きなプレッシャーを感じているのと同時にこの作品に携われる大きな喜びを感じています。

 建築家が家を設計するのと同じように、敬意を込めて、丁寧にストーリーを理解し、そして気持ちを込めてこの作品を作り上げて行けたらと思います》

 と当時、山下はコメントしていた。

 ところが、2022年6月13日に「オリジナル版映画『Architecture101』(『建築学概論』の英題)に敬意を表することを優先」という理由で映画はお蔵入りになってしまったのだ。それにより、山下のラブストーリー主演は、今回の『見えなくても聞こえなくても愛してる』まで伸びることになった。

「結果的に、現在撮影中の『見えなくても聞こえなくても』は、山下さんにとって“8年ぶりラブストーリー主演”かつ、“韓国の作品が原作の映画”という、まさに“リベンジ”と言える作品になったわけです。山下さんは、お蔵入りしてしまった『恋に落ちた家』の分も、全力で挑みたいのではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

『コード・ブルー』で共演していた新木とともに、過酷な現場を駆け抜けてほしい!