■永瀬の「ポンコツ料理」が『厨房のありす』の売りになる?

 永瀬の“料理ポンコツ”ぶり――“年越し蕎麦は焼くもの”“パスタソースをお湯の中に入れようとする”“卵が熱で固まることを知らない”“玉ねぎの皮むきの仕方を知らない”“自宅の冷蔵庫にはマヨネーズしか入ってない”などなど、挙げればキリがない“残念エピソード”は、コアなキンプリファン以外にも浸透し始めているようで、

《いやごめんありすの過去のトラウマと繋がるシーンなのに、なのに、“料理得意じゃない永瀬廉”がやりそうなことすぎて笑ってしまったwww》
《ファン以外のドラマ視聴者の方からも倖生くんがキッチンに立ったところで「永瀬くん料理できんやろ」「永瀬くんに料理は…」って言われまくってる永瀬廉さんオモロいwwでもキントレ(※日本テレビ系)やキンプる。の影響だろうから"料理音痴の永瀬くん"で一般認識もってもらえてるのかなり強味だよね…!(ポジティブ)》
《ドラマの演出なのに本人とリンクしすぎて「永瀬に料理させるから!」と散々言われてる不憫な永瀬廉が私の大好きな永瀬廉過ぎて悶える》

 などと、現実の永瀬の“ポンコツ調理”を連想する声が多く寄せられているのだ。

「『厨房のありす』は純粋にドラマとしてのクオリティも高いですし、永瀬さんの好青年だけど陰のある感じも素晴らしいですね。第1話以降も、数字が取れるポテンシャルを感じさせる作品です。

 加えて、永瀬さんが料理でヘマをするのは、第1話の視聴者からの反応を見ても分かるように、間違いなく“需要”があります。永瀬さん演じる倖生は料理人ではなくウェイターとして働くことになりますが、住み込みなら今回のように料理を作る機会もあるはず。今後も、永瀬さんの危なっかしい料理場面は、視聴者が盛り上がるシーンになっていくのではないでしょうか」(前同)

 相棒・高橋の熱愛発覚でのグループの人気下降、キンプリを辞めた3人・Number_ありす』(日本テレビ系/午後10時30分~)の第1話が放送された。初回平均世帯視聴率は6.2%、個人視聴率は3.6%だった(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。

 

『厨房のありす』は自閉スペクトラム症を患っている女性料理人・八重森ありす(門脇)が店主の料理店「ありすのお勝手」が舞台の、少し切なくて暖かい、ハートフル・ミステリー。第1話は、住所不定のフリーターで謎の青年の酒江倖生(さかえ・こうせい/永瀬)が住み込みで働くことになる、物語の導入が描かれた。

 

おはようございます☀#厨房のありす いよいよ今夜10:30スタートです‼️

まもなく #シューイチ に出演します😆

ぜひご覧ください🙌#門脇麦#永瀬廉 pic.twitter.com/mIiB4An57F

 

— 厨房のありす【公式】 (@alice__ntv) January 21, 2024

※画像は『厨房のありす』の公式X(旧ツイッター)『@alice__ntv』より

 

「永瀬さん演じる倖生は何か訳アリであることが示唆されていますが、1話の時点では若干コミュニケーションが上手ではないくらいしか情報がありません。今後の掘り下げに期待されていますね。

 

 本作の主演は門脇さんですが、放送前から永瀬さんに注目する人も多かった。というのも、キンプリと“役者・永瀬廉”には今、どちらも逆風が吹いている状態にあるため、『厨房のありす』は永瀬さんにとって勝負どころになると言われていたんです」(テレビ誌編集者)

 

 キンプリは主力メンバーだった平野紫耀(26)、岸優太(28)、神宮寺勇太(26)が脱退し、昨年5月から永瀬と高橋海人(24)の2人体制へ移行した。

 

 平野、岸、神宮寺は滝沢秀明氏(41)のエンターテイメント会社「TOBE」でNumber_iとして再始動し、1月1日に発表したデビュー曲「GOAT」はYouTubeのMVが総再生数2878万を突破するなど絶好調。

 

 一方でキンプリは、昨年12月19日の『女性セブン』(小学館)のスクープにより、高橋と女優・有村架純(30)の“3年愛”が発覚。3年もの真剣交際に難色を示すファンが“坦降り”するなど、グループの人気に陰りが出てきている感もある。

 

■永瀬の劇中の「一品作ってもいいですか?」発言が大バズリした理由

 制作会社関係者は話す。

 

「永瀬さんの場合、2022年7月クールの主演の連続ドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(読売テレビ・日本テレビ系)が大爆死。広瀬すずさん(25)が主演、永瀬さんが相手役の23年1月クールの『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)も、若手スター2人が揃ったのに数字は微妙で、“数字を持っていない役者”のイメージが定着しつつありました。

 

 しかし、『厨房のありす』の第1話は、テレビ界で今、最重要視している13歳から49歳までのコア視聴率が3.6%と好調で、開始が午後10時30分という時間帯を考えると非常に高い数字だと考えられます。

 

 若い層が見てくれているのは明白で、自閉症のありすを優しく受け入れている商店街の人々など、全体的にハートフルな“優しい世界”が好評。それに加えて、意外なところでは永瀬さん演じる倖生の劇中でとった“危うい行動”が、好発進につながったのではないかと考えられていますね」

 

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※画像は『新・信長公記』の公式X『@shincho_drama』より)

 

 八重森家に住み込むことになった倖生(永瀬)が、ありす(門脇)と父・心護(大森南朋/51)のために「一品作ってもいいですか?」と肉料理(おそらく手ごねハンバーグ)を作ろうとする。

 

 ところが、倖生が目を離して心護と長話している間に鍋の油が発火するボヤ騒ぎを起こしてしまい、ありすが過去のトラウマを思い出しパニックを起こしてしまう――というワンシーンが描かれた。本来はシリアスな場面なのだが……これにキンプリファンが大盛り上がりとなったのだ。

 

 というのも、永瀬は現実でも、『King&Princeる。』(日本テレビ系)で「最優秀料理オンチ賞」を獲得したのを筆頭に、料理ができないことで知られているから。

 

■永瀬の「ポンコツ料理」が『厨房のありす』の売りになる?

 永瀬の“料理ポンコツ”ぶり――“年越し蕎麦は焼くもの”“パスタソースをお湯の中に入れようとする”“卵が熱で固まることを知らない”“玉ねぎの皮むきの仕方を知らない”“自宅の冷蔵庫にはマヨネーズしか入ってない”などなど、挙げればキリがない“残念エピソード”は、コアなキンプリファン以外にも浸透し始めているようで、

 

《いやごめんありすの過去のトラウマと繋がるシーンなのに、なのに、“料理得意じゃない永瀬廉”がやりそうなことすぎて笑ってしまったwww》

《ファン以外のドラマ視聴者の方からも倖生くんがキッチンに立ったところで「永瀬くん料理できんやろ」「永瀬くんに料理は…」って言われまくってる永瀬廉さんオモロいwwでもキントレ(※日本テレビ系)やキンプる。の影響だろうから"料理音痴の永瀬くん"で一般認識もってもらえてるのかなり強味だよね…!(ポジティブ)》

《ドラマの演出なのに本人とリンクしすぎて「永瀬に料理させるから!」と散々言われてる不憫な永瀬廉が私の大好きな永瀬廉過ぎて悶える》

 

 などと、現実の永瀬の“ポンコツ調理”を連想する声が多く寄せられているのだ。

 

「『厨房のありす』は純粋にドラマとしてのクオリティも高いですし、永瀬さんの好青年だけど陰のある感じも素晴らしいですね。第1話以降も、数字が取れるポテンシャルを感じさせる作品です。

 

 加えて、永瀬さんが料理でヘマをするのは、第1話の視聴者からの反応を見ても分かるように、間違いなく“需要”があります。永瀬さん演じる倖生は料理人ではなくウェイターとして働くことになりますが、住み込みなら今回のように料理を作る機会もあるはず。今後も、永瀬さんの危なっかしい料理場面は、視聴者が盛り上がるシーンになっていくのではないでしょうか」(前同)

 

 相棒・高橋の熱愛発覚でのグループの人気下降、キンプリを辞めた3人・Number_iの大活躍、出演映像作品の不振――ここ最近、逆風に吹かれている感のあった永瀬だが、ドラマ『厨房のありす』が反転攻勢への舞台となるのかもしれない――。