■“長期政権”になれば局アナ活躍の場面も消失

 同時間帯の報道番組では『news every.』(日本テレビ系)が視聴率トップで、『Nスタ』(TBS系)がそれに追随。『Live Newsイット!』は視聴率争いで苦戦していることもあり、フジテレビ上層部にはリニューアルを図って巻き返したいという思惑があるのだろう。

※画像は『Nスタ』の公式X(ツイッター)『@nst_tbs6』より

「フジのアナウンサーたちも上層部の思惑はわかってはいるでしょう。それにしたって、なぜ青井アナなのかと。もし新たに起用されるのがTBSの安住紳一郎アナ(50)だったら誰も文句は言えません。人気、実力、実績、すべてが圧倒的ですからね。その点、“青井アナって、そんなにすごいか?”ということですよね。

 NHKのアナウンサーは原稿をしっかり読むのがメインなので、アドリブや緊急の対応ができるのかどうかもまだわかりません。それに43歳のフリーアナを起用する“リスク”というのもある。まだ若いですし、10年続けても50代。普通にできれば“長期政権”になる可能性がありますし、フジの局アナが出番がなってしまうと危惧する声もある。

 アナウンス部だけではなく、制作スタッフも青井アナの起用には疑問を抱いているといい、4月以降の現場は相当荒れることになりそうだと。“暴動が起きる”なんて声も聞こえてきますよ」(前出の制作会社関係者)