■スコーンの次に流行る「クロワッサンスイーツ」とは?
人気店ともなれば会場内に長蛇の列ができ、購入まで30分以上かかることもざらという大流行中のスコーン。前出のトレンドアナリストの太田氏が「2024年はスコーンがより流行る」と太鼓判を押すのも納得の大盛況ぶりである。そんな太田氏が“スコーンの次に流行る”『進化型カップケーキ』としてイチ推しするのが、『クロワッサンスイーツ』だという。
「見た目には“映えスコーン”と大きな違いはありません。しかし、食感が違います。スコーンがしっとりとしているのに対して、クロワッサンスイーツはクロワッサン生地で作られているのでパリパリ。見た目にこだわって“映え”を重視している点は同じですが、食べ応えは全然違いますね」(前同)
そんな『クロワッサンスイーツ』の専門店で、東京の北参道にある『KITASANDO COFFEE』の姉妹店である『plein by KITASANDO COFFEE』が12月8日に有楽町にある百貨店マルイ内にオープン。
「こちらの店は、プリン味の『プレーヌプリン』(680円・税込)が一番人気だといいます。『プレーヌプリン』と『いちごショート』(680円・税込)、『ダークチョコ』(680円・税込)の3種類は定番ですが、その他のメニューは期間限定商品。お店に行けば、常に限定メニューがあるのも人気の秘密です」(同)
SNS内のブームは次から次へと入れ替わっていく。常に輝きを放ち続けないと生き残れないネットの世界で、今回取り上げた“映えスイーツ”は、いつまで注目を集め続けられるだろうか。
太田まき子
新潟県出身。大学卒業後、広告会社及びマーケティング会社にて女性向け商材のプロモーション、ファッションカルチャーイベントの企画運営、エンタメ系の広報PRなどを担当。現在はフリーランスのPRとして、トレンドのマーケティングやリサーチを行う。