お笑いコンビ・ダウンタウン松本人志(60)を巡る一連の女性問題に『週刊文春』(文藝春秋)は手を緩めることなく、攻勢を続けている。

 2023年12月27日発売の『週刊文春』が、2015年に都内の高級ホテルのスイートルームで行なわれた飲み会で、松本から大人の関係を強要されたと複数の女性が告発していると報道。

 だが、松本は疑惑を完全否定し、1月8日には裁判に注力するため芸能活動を休止。同月22日、『週刊文春』の発行元である文藝春秋に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴しと、同日、所属する吉本興業を通じて発表。松本個人による提訴となり、損害賠償請求額は約5億5000万円だ。

 しかし、文春サイドはいっさい怯むことはない。1月25日発売の同誌では19年前に松本に関係を強要されそうになったという元タレントが実名&顔出しで被害を訴え、事態はさらに波乱の様相を呈してきている。

※画像は松本人志の公式X(ツイッター)『@matsu_bouzu』より

「裁判は長期化する可能性が言われていますよね。ダウンタウンさん、松本さんのレギュラー番組は松本さん抜きで収録を行なっているものが多いようですが、年単位で復帰できないとなるとさすがに終わる番組も出てくるはず。この状況を受け、テレビ界では“ポスト・ダウンタウン”は誰なのか、という点にも注目が集まっています。

 ダウンタウンが吉本所属ですから吉本芸人、たとえば千鳥かまいたちが相応しいと思われがちですが、最初の報道を受けての吉本サイドの初期対応もよろしくなかった、という声が多く出てきてしまっており、非吉本芸人に目を向けるテレビマンも少なくありません。

 そんななか、特にポスト・ダウンタウンとして有力視されているのがバナナマンです」(民放キー局関係者)