■テレビスターの能力を兼ね備えた「オールマイティーコンビ」

 バナナマンはコンビで『沸騰ワード10』(日本テレビ系)、『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)、『せっかくグルメ』『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』『バナナサンド』(すべてTBS系)、『YOUは何しに日本へ?』『乃木坂工事中』(ともにテレビ東京系)に7本のレギュラー番組に出演。

 ピンでは設楽が『クレイジージャーニー』と『ノンストップ!』に、日村が『バナナマン日村が歩く!ウォーキングのひむ太郎』(BS朝日)と『ひむバス!』(NHK総合)に出演している。

※画像は『バナナマンのせっかくグルメ!!』の公式X(ツイッター)『@sekkaku_tbs』より

「BSも含めると、バナナマンはNHK、民放全局をほぼ制覇しているんです。ロケも食レポもできますし、スタジオも回せる、『沸騰ワード10』や『乃木坂工事』ではトークも冴えわたっている。主婦層から子どもにまで大人気。

 そして、2人の番組には数字もついてきている。現在、テレビ界では13歳から49歳までのコア視聴率が最重要視されますが、たとえば1月12日の『沸騰ワード10』は4.0%、14日の『せっかくグルメ』は5.2%と、他局の強力ライバルひしめくゴールデン帯でも高数字を叩き出しています。テレビ番組でメインをやるのに必要な能力・パラメーターがすべて高水準、オールマイティーなのがバナナマンの2人なんです。

 これだけ超多忙なのに、お笑いをしっかりやっているところも業界の評価は高い。毎年、単独コントライブをやっていて、チケットは即完売。芸人からも尊敬の念を集めていますよね。

 ダウンタウンさんとは毛色が違いますが、“テレビの主役”という意味ではバナナマンが“後継”としてふさわしいのではないかとなっていますね。すでに超忙しい2人ですが、ダウンタウンさん、松本さんの番組が終わるとなったら、大きなレギュラー番組、大型特番のオファーが続々と舞い込むことになるかもしれません。

 非吉本というところも含めて、すべてが揃っているのがバナナマンと言えますね」(前出の民放キー局関係者)

 松本vs文春の裁判が長期化すればするほど、バナナマンの天下は近づく!?