■なぜか前の番組の視聴率も上げる『×××占拠』のカンフル剤効果
「1月20日の『新空港占拠』のコア視聴率は4.3%と高かったんですが、その前の時間、午後9時から放送の『SHOWチャンネル』はコア4.6%。さらにその前、午後7時からの2時間SPだった『嗚呼!! みんなの動物園』も5.4%と高い数字を記録しているんです。
前回の2時間SP🎊は#TVer でご覧になれます🔽https://t.co/ezqnlzhYZ1
— 嗚呼‼︎みんなの動物園 (@minnano_zoo_ntv) January 24, 2024
佐吉🐾と #猫おじさん の距離が縮まったり#ニャレ兄 と新弟子さんの新シリーズが
スタートしたりと
ニャンズ😽だらけの2時間です❣️#嗚呼みんなの動物園 #相葉雅紀#サンシャイン池崎 #ティモンディ#アンゴラ村長 pic.twitter.com/rYCIFyYRQe
いずれも他局を圧倒するような数字で、この1月クールの土曜日は日テレのゴールデン、プライム帯の番組が全体的に活気づいているんです。『新空港占拠』よりも前の番組の数字が上昇するのは不思議な感じがしますが……大人気の『新空港占拠』があるから日テレにチャンネルを合わせておく、ということがあるのかもしれません。
また、『SHOWチャンネル』は当然、櫻井さんの番組ですし、『みんなの動物園』は同じ嵐の相葉雅紀さん(41)の番組。その辺のリンクもあるのかもですね……。
1つ言えるのは、日テレは前作『大病院占拠』のヒットに強い手ごたえを持っていたということ。2023年11月に行なわれた日本テレビの定例社長会見で福田博之専務は、『新空港占拠』の企画を“随分前”から決めていたことを明かしていましたからね」(前出の制作会社関係者)
櫻井の『占拠』シリーズは“カンフル剤”のようになり、放送期間中は日テレの土曜の夜全体が盛り上がる――その現象が2年連続で起きている以上、日テレ上層部が考えることは1つだろう。
「毎年1月クールに、櫻井さんの『×××占拠』が定番化していく、ということですよね。
武蔵刑事の決め台詞、ギリギリまでキャスト非公開の武装集団の考察の楽しさ、SNSで楽しめる“ツッコミどころ”の数々。そして、“占拠され閉鎖された大型施設で人質の罪が暴かれていく”という展開。やはりフォーマットが非常に優秀ですよね。場所を変え、設定を進化させれば、いくらでも続編が作れそうですよね」(前同)
『豪華客船占拠』、『総合大学占拠』、『放送局占拠』、『巨大ショッピングモール占拠』、『超高層ビル占拠』――さまざまなシチュエーションが想像できる。