■“忖度”を一切感じさせないサントリー
大手飲料メーカーのサントリーが稲垣と香取を起用した――それを受けて当時、旧ジャニーズに忖度していた他の企業も、続々と新しい地図をＣＭに使うようになったことで知られている。
また、昨年にジャニー喜多川氏（享年８７）の加害問題が公になった際は、事務所が改善するまで旧ジャニーズ事務所と新規契約を結ばないことを発表するなど、同社は社会のルール違反は許さない姿勢を貫いている。
「新しい地図を真っ先に起用したことや、ジャニー氏の問題からも分かるように、サントリーは忖度を嫌い、またコンプライアンス違反には非常に厳しく対応する企業ですよね。
もちろん、加害問題への対応は賛否あり、“（ジャニーズの）タレントに罪はない”や“新しい地図や平野も無関係ではないのに、事務所を辞めれば済む話なのか”といった反発の声はゼロではありませんでした。
しかし、同社が考える“線引き”ができていれば、新しい地図や平野さんのように人気、実力のあるタレントは忖度などいっさいなく積極的に起用していく、ということではないでしょうか」（前出の芸能プロ関係者）
インスタのフォロワー数４１２万人超（１月２９日１１時現在）という大人気の平野の影響力、商品訴求力は目を見張るものがある。表紙を飾ればその雑誌は即完売するし、２０万円超えのルイ・ヴィトンの商品さえも、売り切れる。
※画像は平野紫耀の公式インスタグラム『sho_h_desyo』より
１月１０日に平野がフランスの高級コスメブランド「イヴ・サンローラン・ボーテ（ＹＳＬ ＢＥＡＵＴＹ）」のアジアアンバサダーに就任したことを発表した際は、就任発表した１０日午前４時から正午までのＹＳＬアイコンリップ「ルージュ ピュールクチュール」の売り上げが、前日と比べると約５４０倍になったことも。
「圧倒的な訴求力があり、すでに昨年、旧ジャニーズも辞めている平野さんを、サントリーが使わない理由はないですよね。今回、誕生日にちなんでバレバレな匂わせ投稿をしていますし、近日中に平野さんの『翠ジンソーダ』のＣＭキャラクター就任が正式発表されるのでは、と濃厚視されていますね」（前同）
平野は、１２月２６日配信の『週刊女性ＰＲＩＭＥ』で「国内の大手ビールメーカーのお酒のＣＭ」に「人気お笑い芸人」と共演予定だと報じられている。
２０２４年、Ｎｕｍｂｅｒ_ｉと２７歳を迎えた平野の大旋風はとどまることを知らないようだ――。
